今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 CASA BIANCA CAFE(学芸大学)

おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

副都心線とつながり、ぐっと行きやすくなった東急東横線沿線。代官山、中目黒から横浜の中華街まであっという間に行ける、食いしん坊にはたまらない沿線だ。もちろん、その間の駅にも魅力的なお店がいっぱい。その中の1つ学芸大学の線路沿いに、何やら素敵な佇まいのお店がオープンしたということで、早速調査に行ってきた。

 そのお店は「CASA BIANCA CAFE」という地下1階、地上3階建てのカフェ&レストラン。“白い家”という意味を持つ店名通り、各フロアがとっても居心地のいい空間だ。1階はカジュアルなカフェのような雰囲気。2階はおしゃれなダイニングで、ゆったりとランチやディナーが楽しめる。3階は大きな暖炉を囲むソファー席やバーカウンターがあるちょっと大人っぽいレストランだ。そして地下は、プロジェクターやスクリーン、DJ機器などが用意されている多目的フロアになっている。

 メニューはイタリアンをベースに、パンケーキやフレンチトーストなどを多彩に展開。パンケーキはスフレのように、ふわっふわなのに、食べるとしっとりとした生地が特徴。時間が経つと段々しぼんでくるので、出来立てホカホカなものが提供される。表面をメープルシロップでキャラメリゼしたものは香ばしく、表面のパリパリと中のフワフワの2つの食感が楽しめ、それだけでも十分おいしいが、一緒に提供される有塩バターやメイプルシロップをつけると、味が変化しさらに楽しめる。

 カジュアルイタリアンということで、パスタとピザのメニューも豊富。しかも「北海道産うにとチェリートマトのクリームソース」や「バジリコのトマトソース オレンジとアーモンドのリコッタチーズ添え」など、ユニークなメニューが揃っている。「有機野菜とからすみのペペロンチーノ」は、全体にからすみを絡めたパスタにからすみのスライス、そしてそれだけでもおいしい季節の新鮮野菜がふんだんに入っていて、味、香り、食感すべてでおいしさを感じられる。白ワインと一緒にいただくと、それだけで、完成されたディナーになるので、お腹も気持ちも大満足のひと皿だ。そしてフラットブレッドピザと呼ばれる北海道産の有機小麦を使用した平たいブレッド(ピザ生地)の上に、季節の素材をトッピングしたピザもぜひ味わってほしい。「魅惑のイタリア産フレッシュトリュフと3種の茸、ゴルゴンゾーラチーズ」は、食感と香りが違う3種類のきのことトリュフの香りがたまらない。そこにチーズの風味も加わると、それぞれの味が共鳴し、これまで体験したことのない味の世界が広がっていく。

 店の雰囲気や味だけではなく、お店の人の細やかで気持ちのいいサービスも素晴らしい。クオリティーは高いが、我が家のようにくつろげる店に認定!

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CASA BIANCA CAFE
【住所】、目黒区鷹番3-6-7 カーサビアンカビルB1F〜3F【TEL】03-5794-3423【営業時間】11〜23時【定休日】無休