【剛力彩芽 × 優香 × 山本美月】映画『黒執事』豪華女性キャストが“黒”ドレスで集結

2014年の始まりは、性格以外は完璧な執事が日本中を“おもてなし”いたします! 日本のみならず世界にも熱狂的ファンを持つ大人気コミックを映画化した話題作『黒執事』がいよいよ公開。映画ならではの見どころから撮影現場のエピソードまで、主要キャストの女性陣3人がゴージャス&セクシーな『黒執事』ファッションで、ここだけの女子トークを繰り広げてくれました!
撮影・蔦野裕 剛力彩芽 ヘアメイク・井上寛子(volonte)/スタイリスト・岩田麻希(volonte) 優香 ヘアメイク・岡田いずみ(KiKi inc.)/スタイリスト・宇賀愛 山本美月 ヘアメイク・菊池かずみ(P-cott)/スタイリスト・黒崎彩(LINX)

映画だからこそ、の魅力




 とある世界の、とある時代。“性格以外は完璧”な執事・セバスチャンと、彼が仕える“坊ちゃん”こと男装の令嬢・清玄(汐璃)は、“女王”からの密命を帯び、連続怪死事件の調査に挑む。しかしそれは清玄の運命を変えた、過去の悲劇とつながっていた…。原作のエッセンスを核としながらも、映画オリジナルの設定や演出など、映画でなければ見ることができない魅力が満載の本作。

剛力彩芽(以下:剛力)「私が演じている幻蜂清玄(げんぽう きよはる)=汐璃(しおり)は、オリジナルのキャラクターで、映画ではワケあって女性だけど男性の姿をしているという設定になっているんです。今回のお話を頂いたとき、原作がものすごい人気の作品なのでプレッシャーも大きかったんですが、映画オリジナルの部分も魅力的で、その世界観にすっと入っていけたんですよね。確かに映画オリジナルの要素は多いんですが、なぜ清玄が悪魔と契約したかとか、心に闇を抱えていることなど人物の根本的なところは同じなんです。原作の大事なところをきちんと表現できたらと思いながら、原作からいろいろ読み取って役作りに生かしました」

山本美月(以下:山本)「私、清玄の苦笑いがすごく好きでした(笑)」

優香「うん、男の子っぽくてかわいかった(笑)」

剛力「そういえば、山本さん演じるメイドのリンと一緒のシーンで、よく監督から“男の子みたい”と言われたんですよね」

山本「パーティーのシーンで清玄がリンをエスコートしてくれたりしてましたもんね」

剛力「たぶん、清玄にはリンは何もできないから守らないといけないという意識があるので、それが自然としぐさや表情に出ていたんだと思います。あと単純に、私が山本さんのリンが大好きなので、“守らなきゃ”って(笑)。ところがそのリンがまさかあんな…」

山本「アクションは本当に大変でした(笑)。撮影2カ月前から練習を始めたんですけど、実は私、後ろにでんぐり返しで回転することもできなくて、マット運動から始めたんですよ(笑)。そんなところから、ほぼ毎日仕事が終わって3時間、アクション部の方に教えて頂きながら猛練習しました。その時期はけっこう筋肉がつきましたよ、最近は少し落ちちゃいましたけど。最初のころ、私の動きを撮影したものを監督たちがご覧になったらしいんですけど、すごく不安に思っただろうな、と…(笑)。でもすごく楽しかったので、またアクションやってみたいんです」

剛力「でんぐり返りができなかったとは、とても思えないアクションでしたよね。私は、その直前の清玄とリンが別れる場面もすごく好きなんです。清玄を守るというリンの意志の強さがかっこよくて切なくて」

山本「それまでドジッ子だったぶん、余計に、ですよね(笑)。撮影まで本当に不安で不安で仕方が無かったんですよ、2か月間頑張ってきた成果が出せなかったらどうしようって」

優香「リンが足をこう、ビシーッと広げる決めポーズがあるじゃない? 本当に決まっててかっこよかった」

山本「優香さんの華恵もゴージャスでしたよね。あの入浴シーンとか!」
優香「ありましたね(笑)。清玄の叔母ということで実年齢よりも年上の設定だったので、今回は貫禄とか余裕、優雅さを意識しました。清玄と並んだ時に、華恵がどっしり見えているようにメイクや衣装に助けられながら頑張ったんですけど、不安で仕方なかったんですよ(笑)」

剛力「難しい役どころだから、取材のときも一番話しにくいですよね」

優香「そうなんですよ(笑)。でも、華恵は心の中に愛情と悲しみを持ち続けている人なので、そういう意味では自分もいろいろな人生経験をしてきている中で共感できる思いもあるので、それが上手く出せたらいいなと、思って」

剛力「クライマックスの清玄と華恵のシーンのとき、薬の瓶を使った動きがすごくキレイに決まったので、感動しちゃいました。お互いの息が合ったのが感じられて、すごくうれしかったです。それとやっぱり、ガラリと変わる演技ですよね。優香さんってかわいらしい系の顔立ちなのに、そのギャップが…」

山本「萌えますよね!」

剛力「萌えます(笑)。普段の優香さんからは想像できない。あの優香さんに萌える人はたくさんいるだろうなと感じましたね。そのときの、清玄に対する華恵の表情が特にイイんですよ(笑)。華恵に罵られたい、という人もいるんじゃないかと」

優香「いるかなぁ(笑)。私は逆に、そのときの清玄の表情が好きでしたね。悲しみと憎しみが入り混じった表情に、すごく引きつけられました」



剛力彩芽
“黒執事”水嶋ヒロを語る!


 そんな清玄を支える、謎めいた執事・セバスチャンを演じる水嶋ヒロについて、3人の女子トークはさらに盛り上がることに。

山本「撮影途中で軽く編集した映像で水嶋さんのアクションシーンを見たとき私、泣いてしまったんです。水嶋さんのアクションがあまりにすご過ぎて、自分のシーンが不安で仕方なくなってしまって」

優香「水嶋さんのアクションは衝撃的だもんね」

山本「普段は話し方とかも、すごく優しいんですけどね」

剛力「一緒に話をしていると、ふわっとした時間が流れるというか。普段はそんな水嶋さんが、あんなアクションをするなんて」

山本「ギャップ萌えですよね(笑)」

剛力「しかもただのアクションじゃないんですよね。セバスチャンは普通の執事ではないので、水嶋さんも人間らしからぬ動きにこだわっていて、それがまたかっこいいんです」

山本「私は、ネコと一緒にいるセバスチャンも好きですね(笑)」

剛力「確かに(笑)。でもやっぱり、ラストのシーンかな…傷ついた清玄を癒すシーン」

優香「冒頭、清玄を助けに来たときのアクションもいいし…もう、全部かっこいいんですよね(笑)。普段もダメなところが無いし」

山本「普段からセバスチャンみたいでしたよね」

剛力「完璧な感じ」

優香「朝、現場に到着したときって普通、もさっとしていたりするじゃないですか。それが完璧な姿なんですよね。ジャージーを着ていてもかっこいいの」

2人「確かに〜!」

剛力「私は水嶋さんと芝居の話をほとんどしたことがなくて、かなり終盤にさしかかったころ“どこかやりにくいところはある?”って聞かれたんですけど、もちろんそんなことは全く無くて」

山本「私はクランクインの日に、それを聞かれました。お茶を運ぶシーンの撮影のとき」

優香「彩芽ちゃんのときはなんで聞くのが終盤だったのかな(笑)」

剛力「ずっと聞こうと思ってくださっていたみたいなんですけど(笑)。割と最初からお互いに“訳ありの主従関係”という役どころに自然となじんでいて、本当にやりにくいとか話し合うようなことが全く無かったんですよね。逆に、すごくほめてくれるんですよ。“今の目、ぐっと来たよ!”とか」

山本「確かに、すごくほめてくれますよね!」
優香「褒め上手だよね。私にも、初日から“まさに華恵さんそのものだと思います”って言ってくれて。なんでもほめてくれるの(笑)。周りの事もいつもちゃんと見えていて、自分も出ずっぱりでハードなアクションもあるのに周りに気を配ってくれて。あんな方、ちょっといないかも」

山本「セバスチャンは性格以外は完璧だけど、水嶋さんは性格も完璧だから…」

2人「最強ですね(笑)」

剛力「少し天然なところもあるけど、そこがまた和ませてくれるし、それくらい無いと怖いですよ(笑)」



優香
見ればあなたもご主人様!?


 ラグジュアリーな世界観も本作の見どころ。3人に“執事”へのあこがれを尋ねてみると…。

山本「あります!」

剛力「即答ですね(笑)」

山本「すごく興味があって、執事喫茶にも行ったことがあるんです」

優香「それって、執事みたいな存在が欲しいってこと? それとも本当に執事が欲しいの?」

山本「執事が欲しい、んです」

優香「何をしてもらいたいの?」

山本「まさにセバスチャンみたいな。だから劇中のシーンがすごくうらやましくて。“今日はどちらのコースになさいますか”って…」

剛力「なるほど。私は…執事はちょっといらないかな(笑)」

優香「私も(笑)」

山本「ええー、どうしてですか」

剛力「人に指示を出すとか何かを頼むとか苦手で。セバスチャンみたいにあそこまで完璧に、自分の考えていることすべて先回りしてやってくれると、スカッとするのかなと思うんですけど」

優香「私は疲れちゃうかな。だらだらしていたいのに、ああして先読みされると緊張しちゃいそう(笑)。寝顔を見られるのも、ちょっと…(笑)」

剛力「セバスチャンは寝顔を見守るどころか服だって着せてくれるんですよ(笑)」

優香「やっぱり私には無理〜(笑)」

山本「ずっと一緒にいれば平気になるんですよ、きっと。でもケンカとかあるのかな」

優香「そんなことはないのよ。セバスチャンだって、なんでも“御意に”だもん(笑)」

山本「わがままになっちゃいそうですね(笑)」

 本作でそんな“執事疑似体験”を楽しむのも良いかも。

山本「私はもともと原作のファンだったんですけど、いち原作ファンとしても面白い作品になったので、原作ファンの方も楽しんでもらえると思います」

優香「アクションや謎解きもあって、幅広い世代で楽しめる作品だと思います。いろんなタイプの登場人物がいるから、それぞれ感情移入しながら楽しんでもらえれば」

剛力「純粋に映画として楽しめる作品に仕上がっていると思います。独特の世界観を表現した映像の美しさは見ごたえがありますし、登場人物が動くことで感情がリアルに出るので、人物一人ひとりの思いを感じて頂ければ。ぜひ映画館で見ていただければうれしいです」

 2014年は『黒執事』でスタート!と意気込む3人。華やかでゴージャス、ちょっぴり危険な世界で、完璧な執事と“お茶”をいかが。
(本紙・秋吉布由子)
山本美月
『黒執事』
監督:大谷健太郎、さとうけいいち 出演:水嶋ヒロ、剛力彩芽、優香、山本美月他/1時間59分/ワーナー・ブラザース映画配給/1月18日より新宿ピカデリー他にて公開
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