TETSUYAと佐藤大樹が会津若松でライジングサン!

 EXILEのパフォーマー、TETSUYAと佐藤大樹が9日、会津若松の市立湊中学校でダンスレッスンを行った。かねてから行われている『ダンスで日本を元気に! 夢の課外授業 中学生 Rising Sun Project』の一環で、同校の生徒たちに、EXILEの楽曲『Rising Sun』をレクチャー。最後には、2人はもちろん47名の生徒も教師陣もひとつになって盛り上がった。

 授業は、EXILEのUSA考案による、基本的なダンスステップを取り入れたダンスをしながら楽しく体を動かすエクササイズ『EXダンス体操』からスタートすると、授業の課題曲『Rising Sun』のレッスン。EXILEメンバーも習得に時間がかかったというサビの振り付けを中心に進められた。生徒たちの真剣なまなざしに、TETSUYAも佐藤の指導も自然と熱を帯びていった。

 課外授業は全4回行われる予定で、最終回となる11月にはEXILEとともに発表会を予定している。メンバーは「11月の発表会で完成した姿を楽しみにしている」とエールを送り、約3時間の授業を締めくくった。

 国民的ダンス&ヴォーカルグループのメンバーの来校にあたって、湊中では歓迎のために、さまざまな準備を行っていた。なかでも、校歌とEXILEのATSUSHIが書き下ろした第81回NHK全国音楽コンクール(Nコン)中学校の部の課題曲『桜の季節』の合唱は2人の心を揺さぶったようで、終了後、TETSUYAは「俺たちのために合唱してくれたのは本当に感動したなあ」と、つぶやいていた。偶然にも祖母の家が同校に近かったという新メンバーの佐藤も感慨深げだった。

『中学生 Rising Sun Project』は、東日本大震災を受けて、子どもたちに夢や挑戦する気持ちを持ってもらうことを目指して行われている復興支援・交流事業で、EXILEおよび、EXILEらが所属する株式会社LDHと「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)がタッグを組み、EXILEやEXILE TRIBEのメンバーたちが、被災地や都内、メンバーの地元の中学校などでダンスの授業を実施するもの。

 2013年にはその集大成として、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会と第13回全国障碍者スポーツ大会)においても『Rising Sun』のダンスパフォーマンスを行った。