15万人が行ってみた ニコニコ超会議 2016

 

 人気動画サービス『niconico』のリアルイベント『ニコニコ超会議2016』(以下、超会議)が4月29、30の2日間、幕張メッセ(初日はQVCマリンフィールド含む)で行われ、過去最大の15万2561人が来場、ネット来場者は昨年の約794万人を下回る554万8583人に留まった。

超会議は、「踊ってみた」「歌ってみた」といった同サービスを象徴するコンテンツを始め、驚きの企画で楽しませてくれることで知られる。今年の注目はやはり、中村獅童と初音ミクがコラボした『超歌舞伎』。最先端の技術を導入し、歌舞伎の演目『義経千本桜』と初音ミクを始め多くのボカロ、歌手の小林幸子までが歌う『千本桜』の物語が融合し、そのどちらでもない新しい『今昔饗宴千本桜』として上演。多くの来場者を喜ばせた。

 18歳選挙権もまた、今回のホットなトピックだった。先日プレ創刊した学生向けフリーペーパー『COLLEGE HEADLINE』で取り上げた自民党を筆頭に、各政党が若者たちに熱いPR合戦を繰り広げた。また、人気企画のひとつ「超トークステージ」では「18歳選挙権 若者vs政党代表者 超・会議」が行われ、熱い議論が交わされた。

 来年の『ニコニコ超会議 2017』の開催もすでに決定、発表もされている。またさまざまなサプライズで楽しませてくれそうだ。