3・3「Krush.74」小澤が-58kg王座防衛も「申し訳ない。出直すわ」

木村は逆転KO負け(撮影・小黒冴夏)

 セミでは約2年半ぶりに木村“フィリップ”ミノルがKrushに登場。西川康平と対戦したが、1R2分12秒で西川がKO勝ちを収めた。

 木村は昨年9月にRIZINでのMMAデビュー戦で、チャールズ・”クレイジー・ホース”・ベネットにKO負けを喫した以来の試合。この間、ウィラサクレック・フェアテックスジムで練習を重ね、いわば“リニューアル”しての一戦だった。

 序盤から動きの良さを見せる木村は西川の蹴りに合わせ、高速の右フックでダウンを奪うなどウィラサクレックジムでのトレーニングの片鱗を見せる。しかし西川もひるまず打ち合いに出ると、最後は左のパンチからの右フックで木村を葬った。
最後は自分の足でリングを降りたものの、一時はタンカがリングに運ばれるなど木村は大きなダメージを受けた。

 一方の西川は「絶対に僕が負けるって声が多かったんですがどうですか? BLUE DOG GYM所属一発目の試合で最高の結果を残せた。泥を塗らなくてよかったです」とアピールした。