4・16RIZIN 那須川、矢地が1RKO、ZST王者・伊藤は初参戦初勝利

待ちに待ったRIZIN参戦を勝利で飾った伊藤(撮影・小黒冴夏)

 第1試合ではZSTフライ級王者の伊藤盛一郎が待望のRIZIN初参戦。常連の才賀紀左衛門を3-0の判定で下し、RIZINデビューを飾った。

 伊藤は所英男の姿を見て格闘技を始めた。同じZSTであることから所を目標とし、RIZINにも揃っての参戦を目標としていた。昨年末への参戦がほぼ決まっていたのだが、網膜裂溝が発覚し戦線離脱。今回は仕切り直しでの参戦で待望の勝利をあげた。

 試合は打撃の才賀、グラウンドの伊藤という構図でみられていたが、1R序盤に伊藤がフェイントからの右フックでダウンを奪うという予想外の展開に。以降終始ペースを握った伊藤はタックルでテイクダウンを重ね、危なげのない勝利を収めた。

 試合後には「所(英男)さんを見て格闘技をやろうと思ってがんばってます。これからも所英男二世と呼ばれるよう、がんばって強くなるのでよろしくお願いします」とアピール。

 そして伊藤が呼び込む形となってストローのキング・オブ・パンクラシスト砂辺光久がリングイン。「パンクラス最軽量級絶対王者の砂辺です。ZSTのチャンピオンがこの素晴らしい舞台でフライ級を盛り上げたいと言っているので、僕もパンクラスを背負ってフライ級を盛り上げていきたい」と参戦を表明。RIZINの軽量級にまた大きなピースが加わることとなった。

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