木村ミノルがK-1の現状に危機感。「本当の格闘技ファンに満足できるものを提供できていない」【6・30 K-1】

現在のK-1の在り方を憂う
「あの頃のK-1はエナジーとパワーとバイブスとかすげえものをもらって帰った」

 また木村は昨今、K-1の在り方について口にすることが多かったのだが、この日は少し踏み込んだ発言をした。

 木村は「前のK-1に出ていた選手とかファンの人に“何で今、こういう選手が有名だったり、この試合内容でフォーカスされるのかが分からない”とよく言われる。そういう意見を聞くと、まだ本物を分かる人がいるんだということを感じてすごくうれしい。そんななかで逆に申し訳なくも思った。今のK-1は本当の格闘技を好きな人が満足できることがなくなっている。本当の格闘技が好きな人が満足できるものを提供できていないと思う。だから僕はそこを救ってあげたい。まあ、それは俺が間違っているならそれでいいんですけど。そう思うから、今の状態を変えたい。変える一歩として、何も言わないでリングで見せ続ければ何かが変わると思う。今は本物のファンがかわいそう。本物のファンを満足させてあげたいというのが大きなモチベーションになっている」などと話した。

 そして「あの頃のK-1は本当に救われた人がたくさんいた。今のK-1は何か悩み事があって、試合を見に行った時になんて思いますか? 記者会見で立派なことを言って、ダラダラした試合をして勝って、“俺すげえだろう、有名だろう”って言ってそれに何か元気をもらえますか? それで次の日に会社に行く元気が出ますか?って。だからみんなSNSとか発言ばかりが元気になる。前のK-1は違うし、僕も救われた。見に行けば何かをもらえるんですよ。エナジーとパワーとバイブスとかすげえものをもらって帰った。それは今のファンがもらえないのはかわいそう。同じお金を払って、同じ会場に行くのなら同じものを提供しなければいけないから、すごく申し訳ない気持ちになる。あなた方が見て来たK-1というものを僕たちが新しく作ったつもりで、全く違うものになっているのは全く申し訳ない。これは言う人がいないと変わらないと思う。僕は変えたい。本当に変えたいと思うから口では言わない。行動で示していく」などと続けた。