紀平梨花、夢は北京オリンピックの優勝! JOCスポーツ賞で新人賞

授賞式に出席したアスリート、オリンピアンら11名
 オリンピックをテーマにしたコンサート「オリンピックコンサート2019」が14日、東京国際フォーラムで行われ、フィギュアスケートの紀平梨花らが出席した。

「オリンピックコンサート」は、6月23日のオリンピックデーイベントの一環として、1997年より毎年開催しているコンサートで、今年で22回目を迎える。スポーツと音楽の競演により、普段オリンピックに親しみのない人にも、その価値や魅力を実感してもらうのがねらい。2019年は「輝く夢に向かって」をテーマに、第1部と第2部で計12曲を演奏。巨大スクリーンに映し出された映像で、歴代のオリンピック名場面を振り返りながら、フルオーケストラによるダイナミックな音色で観客を魅了した。
オリンピックコンサートが行われた東京国際フォーラム
 第2部では、オリンピックムーブメントの推進や、スポーツの各分野で優れた成績を挙げた者に贈られる「平成30年度JOCスポーツ賞」の表彰式も開催。「新人賞」には、フィギュアスケートの紀平梨花ら6名が選ばれた。

 表彰式に出席した紀平は、「このような賞をいただけてうれしく思っています。北京オリンピックで優勝するというのが夢です。一年一年成長できるように頑張ります」と抱負を語った。来年の東京オリンピックについて聞かれると、「そうですね。やはりオリンピックは一番気になる大会なので、私もテレビに釘付けになってしまうと思います」と笑顔で語った。

「特別栄誉賞」には、スキー・ジャンプの小林陵侑が、「優秀賞」には、セーリングの吉田愛、吉岡美帆ら6名が、そして「年度賞/最優秀賞」には、テニスの大坂なおみが選ばれ、本人から「このような賞をいただけて光栄です。2020年はメダルを獲れるように、頑張って練習に励みます」と会場にビデオメッセージが寄せられた。