RIZIN初参戦の水垣「日本のMMA史上過去最高の選手」と堀口を絶賛【8・18 RIZIN.18】

会見では酸いも甘いも噛み分けたベテランらしくジョークを交えながら淡々とコメント
「バンタム級四天王とはあまり絡まずに堀口戦をさらっていきたい(笑)」

 その堀口については「UFCではタイトルに挑戦してDJ(デメトリアス・ジョンソン)とほぼフルラウンド戦った。その時は負けちゃたんですけど、これから全然チャンスがあるなって思っていた。UFCのころは階級が違うんで安心していたところはあったんですけど(笑)。RIZINに出るようになって階級が一緒になったので、そこからは“ああ、同じ階級の敵になったのか”という緊張感を持ちつつ注目していた(笑)。今、RIZINとBellatorのチャンピオンで、すさまじいなという印象しかない。自分が北米でやってきたのでBellatorのベルトの価値がとどれくらい大変なことなのかということは肌身で分かっているので尊敬しかない。日本のMMA史上、過去最高の選手じゃないですか」などと語った。

 自らが堀口に上回っているところについては「どうなんですかね? 上回っているところがあるかどうかは怪しいところですけど、リングで向かい合ってしまえば何が起こるか分からないというところにかけたい。とりあえず前に立つまでが最初の勝負だと思っている。あとは前に立つことが決まってから考えればいいかなと思ってます」などとここでもベテランらしく淡々と話す。

 7月大会では「バンタム級四天王」と呼ばれる石渡伸太郎、佐々木憂流迦、元谷友貴、扇久保博正による直接対決2試合が組まれたのだが「この階級は日本人が強い階級だなという印象。その中でもあの4人は日本のトップ。そういう意味でいい試合を見せてもらった。緊張感がやばかった。なるべくあのへんとはあまり絡まずに堀口戦をさらっていきたいなっていう思いはあるんですが(笑)、絡むことになったら結構やばいですね。怖いですね。憂流迦君は向こうに拠点を置く前にうちのジムに来て、結構一緒に練習をしていたんで肌でも強さは分かっている。いや~嫌な階級ですね(笑)」と最後はまさかの弱気発言でけむに巻いた。
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