女子インフィニティリーグで杉本恵が勝ち点5でトップに立つ【9・22 修斗】

原田(右)のパンチが廣瀬の顔面を襲う(撮影・上岸卓史)
原田が廣田に判定勝ちで勝ち点2獲得

 ともに勝ち点0の原田よきと廣瀬里美の一戦は1Rから互いに打撃の距離を探り合う展開に。原田が右ストレート、右ローをコツコツと当てていく。そこから原田が組み付きケージに押し込むが廣瀬はしのいで、再び打撃の攻防に。廣瀬も右ローを返すが、踏み込みが甘く目立ったダメージは与えられない。

 2R開始早々に原田が組み付きケージに押し込むが廣瀬は体勢を入れ替え、パンチの連打を放っていく。しかし原田はすぐに足を使って回避。体勢を立て直すと再び組み付き押し込みテイクダウンを狙う。

 ここはしのいだ廣瀬。再びスタンドの打撃の攻防となるが、廣瀬の右ローに合わせ原田がタックル。ケージに押し込んでいく。しのぐ廣瀬だったが、原田が横について足をかけテイクダウンに成功。原田はサイドポジションを狙うが廣瀬が亀の状態に。原田はがぶるも廣瀬はしのぎ立ちあがる。しかし原田は組み付いたままでケージに押し込みヒザを放っていく。体勢を入れ替えようとする廣瀬だったが、原田は許さない。

 残り10秒、原田は離れパンチを狙うも、ともに有効な打撃を出すことはできず、試合終了のホーン。

 ジャッジ3者とも20-18で原田を支持。原田は勝ち点2を獲得した。
プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第8試合 環太平洋バンタム級チャンピオンシップ5分3R
△岡田 遼(王者・初防衛戦/パラエストラ千葉)(判定1-1=29-27、27-29、28-28)安藤達也(挑戦者・同級2位/無所属)

◆セミファイナル 第7試合 フェザー級5分3R
○斎藤 裕(同級世界王者/パラエストラ小岩)(1R1分17秒、KO)髙谷裕之(EXFIGHTFARM)●

◆第6試合 バンタム級5分3R
●魚井フルスイング(同級世界3位/和術慧舟會HEARTS)(判定1-2=30-29、28-30、28-29)田丸 匠(同級世界9位/NASCER DO SOL)○

◆第5試合 バンタム級5分3R
○藤井伸樹(同級世界8位/ALLIANCE)(判定3-0=30-26、29-28、30-27)齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)●

◆第4試合 ストロー級5分3R
△猿丸ジュンジ(日本/同級世界3位/修斗GYM東京)(29-28、28-29、29-29)中川マイケル(アメリカ/Gracie Techinics)△

◆第3試合 ストロー級5分3R
○本田良介(同級世界5位/無所属)(判定2-1=28-29、30-28、29-28)黒澤亮平(同級世界8位/パラエストラ松戸)●

◆第2試合 THINKS INTERNATIONAL presents
Women’sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019 5分2R
○杉本 恵(勝ち点2/AACC)(2R2分6秒、TKO)北野きゅう(勝ち点2/高田馬場道場・とらの子レスリングクラブ)●

◆第1試合 THINKS INTERNATIONAL presents Women’sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019 5分2R
○原田よき(勝ち点0/赤崎道場A-spirit)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)廣瀬里美(勝ち点0/パラエストラ松戸)●

◆オープニングファイト フェザー級5分2R
〇久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)(1R58秒、KO)木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)●
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