若き日の武尊らが研鑽を積んだ大会が復活。未来のK-1王者たちが熱闘展開【Krush-EX】

壬生狼一輝のハイキック(撮影・蔦野裕)

メインでK-1ジャパングループ初参戦の壬生狼一輝が判定勝ち


 壬生狼はプロキャリア6戦6勝(2KO)のキャリアを誇り、九州で開催されているキックのイベント「大和」のバンタム級王座を獲得したこともある選手。出場予定だった鈴木力也(K-1ジム総本部チームペガサス)のケガにより急きょの出場となったが、倉田との激しい打ち合いを制し、判定勝ちを収めた。

 試合は1Rから壬生狼がアグレッシブに仕掛ける展開に。倉田も壬生狼の打ち終わりにカウンターのパンチやキックを合わせ、一進一退の攻防となるが、2Rから壬生狼は右ローと左ボディーを軸に攻撃を組み立て徐々に試合の主導権を握る。壬生狼はセコンドの指示もしっかり遂行。最後まで手数も衰えず、3-0の判定で勝利を収めた。