万喜なつみの東京女子ラストマッチの対戦相手がパートナーの乃蒼ヒカリに決定【東京女子プロレス】

試合後、がっちり握手して健闘を誓い合った2人

乃蒼「勝って1人でもやっていけるってことを伝えたい」


 乃蒼は「聞いてはいたんですけど、(この2連戦で)組んでもう1回改めて、ここから離れちゃうのかっていう実感がちょっとずつ沸いてきた。これからこの東京女子で1人でやっていかなきゃいけないなかで、最後までタッグとしての『ぱんでぶー』で東京女子を終えていいのかなっていうところが、ちょっと引っ掛かって。なつぽい(万喜)が来てくれて、私はレスラーとして大きく180度考え方が変わったりして。最後にシングルをやらせてもらったのが、1年前の『プリンセスカップ』。それ以来シングルはしていなくて。ここは最後になつぽいも『ぱんでぶー』として終わるよりも、私が1人でしっかり自立して戦っていけるっていうところを見て、安心して東京女子を卒業してもらえたら、私はうれしいかなと思って、私はシングルをお願いしました」と話した。

 続けて、乃蒼は「もう超えたいところはありますね。ここでなつぽいを超えておかないと、私はダメなのかなって。いつまでも『ぱんでぶー』として、なつぽいと一緒にいけるっていうことが、現実としてなくなっちゃうわけで。ここできちんと結果を残して安心して行ってほしいし、私は負けるつもりで試合をお願いしたわけじゃなくて、勝って1人でもやっていけるってことを伝えたい」と必勝を期した。

 乃蒼は『ぱんでぶー』が“解散”ではなく“休止”という表現を使ったが、両者が最後にタッグ結成ではなく、シングル戦を行うことで、果たして何が生まれるだろうか?
東京女子プロレス「フォールツアー’20~WOMM(レスリング・オブ・マイ・マインド)~」(9月13日、東京・板橋グリーンホール)
◆オープニングマッチ 15分一本勝負
○愛野ユキ(5分54秒、片エビ固め)宮本もか●
※ヴィーナスDDT

◆第二試合 3WAYマッチ 20分勝負
○中島翔子(9分19秒、エビ固め)らく●
※もう一人は上福ゆき

◆第三試合 20分一本勝負
舞海魅星&○鈴芽(9分29秒、片エビ固め)原宿ぽむ●&うなぎひまわり
※リングアベル

◆第四試合 20分一本勝負
○辰巳リカ&渡辺未詩&白川未奈(10分57秒、キャメルクラッチ式ドラゴンスリーパー)ハイパーミサヲ&天満のどか&汐凛セナ●

◆セミファイナル 20分一本勝負
万喜なつみ&○乃蒼ヒカリ(11分53秒、体固め)伊藤麻希&猫はるな●
※裏投げ

◆メインイベント 20分一本勝負
○坂崎ユカ&瑞希(11分54秒、片エビ固め)山下実優&桐生真弥●
※魔法少女スプラッシュ
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