初参戦の内柴正人「呼んでもらった小見川先輩に感謝」【QUINTET】

試合はドローに終わった(撮影・蔦野裕)

世羅智茂と8分戦いドロー決着


 試合は8分で行われ、勝敗はサブミッション、失神、指導3回による失格、レフェリーストップで決し、8分戦って決着がつかない場合は両者退場となる。

 内柴は開始早々に足払い。世羅はそのままシッティングの体勢から引き込みを狙う。世羅が腕を取りに行くが内柴はしのいで立つ。

 世羅は下から足を取りに行くが内柴は抜いて取らせない。世羅の膝十字も立ち上がって逃げる内柴。内柴は上に乗ってプレッシャーをかけるも世羅は下からの攻め。

 残り2分30秒で世羅は内柴の背に乗るが、内柴は正対。上になった世羅が足を抜いてマウントを狙うタイミングで内柴が上を取り返す。

 残り1分で世羅がバックを狙う動きを見せるが内柴は許さない。世羅は内柴をガードに入れたまま残り時間が5秒となったところで内柴が逃れ、最後のアタックも時間切れ、ドロー決着となった。

 小見川チームは「TEAM CARPE DIEM」に大将戦までもつれ込む熱戦を見せたが、その大将戦で森戸新士が橋本知之に判定負けを喫し、決勝進出はならなかった。