修斗初参戦のSARAMIが杉本恵に1Rで一本勝ちも今後については微妙な胸の内【修斗】

完璧な腕十字を極めたSARAMI(撮影・蔦野裕)

右腕を取ると一気に腕十字


 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)で、8月大会で初代スーパーアトム級王者が誕生した修斗女子に国内ではDEEP JEWELSを主戦場としていたSARAMI(パンクラスイズム横浜)が初参戦した。

 SARAMIは黒部三奈と初代王者の座を争った杉本恵(AACC)と対戦し、腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを収めた。SARAMIは2018年までDEEP JEWELSを主戦場として戦い、2019年6月からはONE出場を目指し「ONE Warrior Series」に参戦。1勝1敗の戦績を残している。

 試合は1R、ともにローの探り合いからスタート。SARAMIは杉本のローに左フックを合わせると、パンチを振って前に出て、組み付いてケージに杉本を押し込む。

 スタンドに戻るとSARAMIはワンツーから組み付き、右足をかけテイクダウンに成功。ヒザをつく杉本のバックに回ると、こつこつとパンチを当てながらスリーパーを狙う。嫌がる杉本。SARAMIはバックマウントから杉本の体を伸ばして、パウンドの連打。そして右腕を取ると一気に腕十字。杉本がタップし、SARAMIが1R2分46秒で一本勝ちを収めた。
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