秋山準が竹下幸之介を退け「D王 GP」初出場初制覇【DDT】

「D王 GP」を制覇した秋山

「覚悟をもって恥じぬようにいきたい」


 バックステージで秋山は「ゲストコーチとして来て、7月からレンタル移籍。チームにも支えられ、最後、決勝戦に立てて優勝することができました。勝者は2月14日、KO-Dに挑戦できると決まっているので、そこまでは『D王 GP』覇者として、しっかり務めて遠藤哲哉の前に立ちたいと思います」と話した。

 続けて、秋山は「(ビッグマッチのメインで)気合入ると思います。ビッグマッチでシングル、そこに気負いはないです。今日もそうだし。ビッグマッチで俺に何か緊張なりなんなりがあるなら問題だけど、そこの緊張はない。ただ今日もそうだけど体調管理、気管が強くないので、風邪とかひかないように細心の注意を払って。コロナもあって気を付けてきたし、2月14日まで、自分の体調をしっかり整えてチャンピオンの前に立てるようにしていきたい。さっきも言いましたけどシングルのチャンピオン、プロレス界で認められた3本、そのうちの一つに俺は挑戦するので。覚悟をもって、そのチャンピオンベルトに恥じぬようにいきたいと思います」とコメント。

 さらに、秋山は「(竹下の気持ちは)メチャメチャ感じましたけど、少しの差で俺の勝ちかな。それはリング上でも言いましたけど、みんなに感謝してここまで来て、ここで負けたら・・・。全日本に入ったときにも思ったんですよ。俺が入ったときに新日本にはレスリングの優秀な人が3人入った。俺が変な戦いをしたら、(ジャイアント)馬場さんの顔に泥を塗る。だから俺はしっかりしなきゃいけないと思って。今回は全日本から離れて高木さんに拾ってもらって、このオッサンがしょうもない動きをしてたら高木さんの顔に泥を塗る。その気持ちで精いっぱい務めました。高木社長の“新日本に追いつけ、追い越せ”という言葉に燃えたし、俺もやらなきゃいけないと思ったし。それが答えです。DDTの全選手に言いたいです。みんな素晴らしい選手。現に俺は2つ負けているし。(D王に)出た選手、みんな素晴らしい。だけど“俺たちなんか”というのが、どこかにあるかもしれない。でも君たちはすごいって。それは下の子も全員。別に新日本が悪いとは言ってないよ。新日本ははるか彼方にある。だけどそこに少しでも追いついて、追い越せるところにまでみんなでもっていければ、最高じゃないですか? それが高木社長からの言葉だと思うので」と述べた。