皇治「まずは適正体重で実力を証明して」から「シバターのおっさんとも決着をつけないとあかん」

「シバターをセコンドに就けるのもいい。パシリにしてやろうと思う」

　またシバター戦については「決着をつけるのはいいんですけど、“シバターの股間に腕を挟まれるのだけは勘弁”って書いておいて。あんなのとMMAして、股間に腕を挟まれたときには…。やっぱり我々は立ち技ですよね」とMMAルールで対戦する気はないよう。そして山口代表とのエキシビションマッチのセコンドとして「青木真也でしょ、シバターもいいですね。ごちゃごちゃうるさいんで俺のパシリにしてやろうと思う（笑）。盛り上がるでしょ（笑）」とシバターをセコンドに就ける案を勝手に発表した。

　そして会見では2月26日に発売される自著『凡人の勝算』を手に「俺は死ぬほど凡人、昔から簡単に負けたりしてここまで来た。どういう思考でここまできたのかとかを書いた。俺は最後に笑った奴が本当の勝者やと思っている。棺桶に足を突っ込むときに、“俺は幸せだった”と思える奴が一番かっこいいと思っているので、最後にどうやって消えていこうかとかいろいろ綴っている。島田紳助さんが帯を書いてくれている。こんなファイターはいない。宮田さん、そういうことを言わないといかん（笑）」とちゃっかりPRした。

　また皇治は3月から自らのジムをオープンするのだが「小さいアマチュア大会くらいだったらできそうなリングがあるので、そこの優勝者などを推薦選手としてKNOCKOUTに送り込めたらうれしいと思っている。自分がK-1という大きな団体から抜けてきたのも格闘技界を一つにしたいという思いがあったから。そういうことからどんどんやっていければ、格闘技界を盛り上げる力にもなるのかなと思っている」などと今後のプランも語った。