海人が対日本人11年負けなしの日菜太に勝って王座獲得【REBELS】

試合後、互いの健闘を称え合った海人(左)と日菜太(撮影・上岸卓史)

海人「必ず世界のてっぺんに立ちます」と宣言


 3Rは海人がいきなりヒザ。パンチの打ち合いから日菜太が左ミドル。海人も右ミドルを返すが、ここまでの日菜太の強いプレッシャーが効いてきたかやや動きが落ち、組むシーンが増えてくるがそこでもこつこつとヒザを当てていく。日菜太は左ミドルからのバックハンドブローを狙うが、これは海人がかわす。その後も海人が右ハイ、日菜太は左ミドルと攻撃を繰り出すが、ともに倒しきることはできず試合は判定に。


 ジャッジ2人が海人を支持し、2-0で海人が勝利を収めた。日菜太は約11年ぶりに日本人選手相手の敗戦となった。


 海人は試合後のマイクで「REBELS最後の大会で日菜太選手とタイトルマッチができたことを光栄に思います。日菜太選手とも話したんですが、“世界に行ってきてくれ”とバトンを渡されたので、僕は必ず世界のてっぺんに立ちます。そのためには皆さんの力も必要なので、REBELSファンの皆さん、僕に力をください。一緒に世界に行ってください」とREBELSファンに挨拶した。