原口健飛が2度のダウンを奪って白鳥大珠に勝利し因縁にピリオド【RISE】

2Rにこのバックスピンで原口が先制のダウンを奪う(撮影・堀田真央人)

外国人選手の来日不能でまさかのタイミングで実現


「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)のセミファイナルで原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が対戦し、原口が2度のダウンを奪い、判定勝ちを収めた。


 2人の対戦は2019年から原口が白鳥を狙う形で物語がスタート。昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」では互いに勝ち上がれば決勝で対戦というシチュエーションが出来上がったのだが、白鳥が直樹に額を割られ、ドクターストップのTKO負けを喫し、準決勝敗退。原口は西岡蓮太、直樹と連覇し優勝を果たし、立場が一気に逆転した。


 今回はともに外国人選手との対戦が決まっていたのだが、新型コロナウイルスによる渡航制限が解除されず、外国人選手の来日が難しくなったため、このタイミングで2人の対戦が実現することとなった。



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