次代のエース候補・笠原友希がDEEP☆KICK王者・宮崎就斗からダウンを奪って判定勝ち【4・10 SB】

最終ラウンド、両者のパンチが交錯 (撮影・小黒冴夏)

 3R、両者の距離が詰まり組み合いとなると宮崎も投げを狙う。後がない宮崎はプレッシャーをかけ前に出るが、笠原は下がりながらも左ハイ。笠原は左のクロスを放つと首相撲からヒザ蹴りを連打。宮崎が打ち合いに持ち込むと笠原も応戦。しかし距離が詰まりクリンチの場面が目立つ。残り10秒、宮崎はパンチの連打で前に出るが笠原が組み止める。宮崎は最後に投げを狙うが崩れたところで試合終了のゴングが鳴った。


 判定は29-27、30-28、30-28と2Rのダウンがものをいい、笠原が判定勝ち。他団体の王者狩りに成功した。



「SHOOT BOXING 2021 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第7試合) 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○海人(TEAM F.O.D)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)モハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾)●

◆セミファイナル(第6試合) 58kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○笠原友希(シーザージム)(判定3-0=29-27、30-28、30-28)宮崎就斗(TARGET)●

◆第5試合 64.0kg契約  エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○村田聖明(シーザージム)(2R2分59秒、KO)長谷川佑也(TEAM FOREST)●

◆第4試合 59.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)(判定3-0=29-28、29-28、30-28)ガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)●

◆第3試合 SB日本ヘビー級(80kg~) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○坂本優起(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)チャン(MONSTER GYM)●

◆第2試合 エキシビションマッチ 2分2R
MISAKI(TEAM FOREST)vs 寺山日葵(TEAM TEPPEN)

◆第1試合 SB日本フェザー級(57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
●山田彪太朗(シーザージム)(判定0-2=28-29、28-28、28-29)翔(GREED GYM)○
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