東京2020 聖火リレー 2週間の撮影【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。



撮影/文章:松尾憲二郎(2021年3月25日 2020 東京五輪 聖火リレー グランドスタート なでしこジャパン)

3月25日に出発した聖火リレー。

Jヴィレッジから福島・栃木・群馬・長野・岐阜・愛知県までの2週間、約500人の聖火ランナーを撮影する日々が続いた。


ランナーを撮影するのに小一時間構え続ける腕の疲労は相当なもので、さらにはトレイル区間と呼ばれるアップダウンの激しい山道や階段もあり、脚への負担もかなりのものだった。

帰宅してからの丸二日間は食うか寝るかで心身の回復を図った。


これだけのランナーを撮影していると、つい流れ作業のように考えてしまうがランナーひとりひとりは一生に一度あるかないかの舞台である。その気持ちを考えれば常に緊張感を持ち、最高の一枚を撮影するべく気力と体力を振り絞る。これは必然であった。


2週間という期間。これはオリンピック本番の時間と重なる。

これまで経験してきた総合大会と呼ばれるオリンピックやアジア大会、ユニバーシアードも2,3週間という期間であった。この期間は常に睡魔と体力の限界との戦いを強いられてきた。東京オリンピックを直前に体感として2週間を味わえたことは大きい。


次は撮影は四国から鹿児島への2週間。体力的にはこれを日常として、各ランナーの晴れ舞台を撮影していきたい。



■カメラマンプロフィル


★インスタグラム★

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撮影:松尾憲二郎

1985年 東京生まれ

都立工芸高校デザイン科卒業

バックカントリースキーの撮影にあけくれ雪山を登ってきた。

2014年より「アフロスポーツ」に所属。現在は様々なスポーツを撮影している。

日本スポーツプレス協会 (AJPS) 会員

国際スポーツプレス協会 (AIPS) 会員



【取材歴】

2015 冬季ユニバーシアード(スペイン/グラナダ)、EAFF 東アジアカップ(中国/武漢)、柔道・世界選手権(カザフスタン/アスタナ)

2016 スキー遠征(モンゴル/アルタイ山脈)、リオデジャネイロパラリンピック

2017 冬季ユニバーシアード(カザフスタン/アルマティ)、冬季アジア大会(札幌)、夏季ユニバーシアード(台湾/台北)、フィギュアGPシリーズ(ロシア/モスクワ)

2018 冬季オリンピック(韓国/平昌)、夏季アジア大会(インドネシア/ジャカルタ)、体操・世界選手権(カタール/ドーハ)

2019 陸上・世界選手権(カタール/ドーハ) 

2020 東京2020オリンピック 聖火・採火式(ギリシア/オリンピア)

【個展】

2011 冷やしボブ(ボブ東京)

2014 YMK_展(EATME GALLERY 南青山)、YMK_展(UP LAND 札幌)

2016 SKIING MONGOLIA(代官山ヒルサイドテラス)、season(NIKON 新宿フォト・プロムナード)


  【グループ展】 

2018 AJPS報道展 『鼓動』



アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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