晃貴が兄貴分の武尊とレオナ・ぺタスの試合に「あれは凄い。自分もああなりたい」【Krush.125】

対戦が決まった小倉尚也(左)と小巻海斗

小倉尚也と小巻海斗が対戦


 小倉は2019年には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトにも出場するなど実績上位。この階級の実力者・桝本翔也にKO勝ちするなどタイトル戦線に浮上しかけたものの、連敗を喫するなど一歩後退。しかしここに来て2連勝と再浮上した。


 対する小巻は今年2月にKrush初参戦を果たすと、急きょのオファーにも関わらずいきなり1RKO勝ちを収め、今回、連続参戦を果たした。


 冒頭、小巻が「目標は会場さえ盛り上がってくれればいいと思っている。試合に向けてしっかり追い込んで会場を盛り上げます」と話せば、小倉も「勝敗にはもちろんこだわるが、お客さんと勝負したいので、技術以上のもの、気持ちで勝負したいと思う。そうでないと会場も盛り上がらないので、そこを意識したい」とともに“盛り上がる試合”へのこだわりを見せた。


 小倉は2連敗からの復活に「25戦くらいやっているが、判定でフルマークで勝つのは前回の試合が初めて。ポイントの取り方などは勝つために若干意識していた。でも判定基準が変わったので、昔通りに戻るのかは分からないがあまり気にせず試合ができるようになるかと思っている。KrushでもK-1でも判定負けは全部2-0。ポイントを気にしないで今回は行けるかと思うので、自分も楽しみにしている」などとアグレッシブさを評価する採点方法が自分にプラスになるとの見方を示した。