山下実優が辰巳リカを破りプリプリ王座を2年ぶりに奪還。6・6さいたまSAで坂崎ユカを迎撃へ【東京女子プロレス】

6・6さいたまSAで対戦することとなった山下(左)と坂崎

坂崎は静かに闘志

 坂崎は「山下に決まったってことですけど、最後、あいつマイクで“顔崩れてませんか?”みたいなこと言ってたけど、ずっと崩れてるだろ! なのに試合では人の頭を蹴って、ヒザ入れて、何なんだ! 東京女子が始まってから、ずっとアイツは人の頭を蹴り続けてる! だからどんどんゆがんでいくんだよ! 私がアイツの顔をキレイにしてやるから、さいたま楽しみにしておけよ」と静に闘志を燃やした。

 一方、一世紀規模での防衛を掲げながら、4カ月で王座から陥落してしまった辰巳は「私のお守りのベルト、試合後、ここに連れてくるつもりだったんですけど、奪われちゃいましたね。私も捨て身で、ホントにぶっ潰すっていう強い気持ちで挑んだのに、なんでアイツはあんなに起き上がってくるのかっていうのが理解できなくて。もう誰かに解剖としかしてほしいですね。私のチャンピオンだったときは幻だったのかなとか。でも確かに幻じゃなくて、ちゃんと現実、リアルだと思うから、また獲り返して長期防衛しないとなって。長生きしないとなって思います」と肩を落とした。

 なお、「CyberFight Festival」には、東京女子から所属全22選手と、SKE48荒井優希が出場することが決まった。

東京女子プロレス「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」(5月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 20分一本勝負
○原宿ぽむ&猫はるな(7分18秒、体固め)桐生真弥&宮本もか●
※ぽむ・ど・じゃすてぃす

◆第二試合 20分一本勝負
ハイパーミサヲ&○天満のどか&愛野ユキ(10分7秒、片エビ固め)角田奈穂&小橋マリカ&らく
※キルスイッチ

◆第三試合 荒井優希デビュー戦 20分一本勝負
渡辺未詩&●荒井優希(13分12秒、伊藤デラックス)伊藤麻希○&遠藤有栖

◆第四試合 プリンセス・オブ・プリンセス王座次期挑戦者決定3WAYマッチ 20分一本勝負
○坂崎ユカ vs 瑞希 vs 中島翔子●
(11分5秒、コロモガワ)

◆第五試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉●上福ゆき(11分25秒、ブリザード・スープレックス・ホールド)乃蒼ヒカリ○〈挑戦者〉
※上福が4度目の防衛に失敗、ヒカリが第6代王者となる

▼セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉沙希様&○メイ・サン=ミッシェル(18分29秒、サン=ミッシェル)舞海魅星&鈴芽●〈挑戦者組〉
※第8代王者組が初防衛に成功

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉●辰巳リカ(15分6秒、体固め)山下実優○〈挑戦者〉
※クラッシュ・ラビットヒート。リカが3度目の防衛に失敗、山下が第8代王者となる。6月6日さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ「CyberFight Festival 2021」でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、〈王者〉山下実優vs坂崎ユカ〈挑戦者〉に決定。
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