乃蒼ヒカリが卒業した汐凛セナに捧ぐIP王座戴冠【東京女子プロレス】

イス盛りの上にボディースラムを放つなど、いつも以上に厳しい攻めを見せた上福

 半年間守った王座から陥落した上福は「ヒカリに対しては“オマエなんかアイドルじゃない”みたいな言い方をしましたけど、ちゃんと近くで顔を見たら、あの子カラコンしてなかったんですよ。カラコンしないで自分の裸眼で勝負したから、あの子はちゃんとしたアイドルだなって思いました。今日のヒカリちゃんのダンスはキレがよかったので。アイドルもプロレスもどっちもマックスの力で両立して、すごいいい子だなって思いました。COVID-19の時期に、イヤイヤ行った米国で覚えた英語を使って(IP王座を)広めたりできて、何かしら東京女子のためになれたんだったら、よかったなあって思ってます。今後は今ちょっとバイクの教習通ってて。もうすぐ卒検なんですけど、藤沢の峰不二子になって、藤沢をPRすることに専念して盛り上げようと思います」と語った。

東京女子プロレス「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」(5月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 20分一本勝負
○原宿ぽむ&猫はるな(7分18秒、体固め)桐生真弥&宮本もか●
※ぽむ・ど・じゃすてぃす

◆第二試合 20分一本勝負
ハイパーミサヲ&○天満のどか&愛野ユキ(10分7秒、片エビ固め)角田奈穂&小橋マリカ&らく
※キルスイッチ

◆第三試合 荒井優希デビュー戦 20分一本勝負
渡辺未詩&●荒井優希(13分12秒、伊藤デラックス)伊藤麻希○&遠藤有栖

◆第四試合 プリンセス・オブ・プリンセス王座次期挑戦者決定3WAYマッチ 20分一本勝負
○坂崎ユカ vs 瑞希 vs 中島翔子●
(11分5秒、コロモガワ)

◆第五試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉●上福ゆき(11分25秒、ブリザード・スープレックス・ホールド)乃蒼ヒカリ○〈挑戦者〉
※上福が4度目の防衛に失敗、ヒカリが第6代王者となる

▼セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉沙希様&○メイ・サン=ミッシェル(18分29秒、サン=ミッシェル)舞海魅星&鈴芽●〈挑戦者組〉
※第8代王者組が初防衛に成功

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉●辰巳リカ(15分6秒、体固め)山下実優○〈挑戦者〉
※クラッシュ・ラビットヒート。リカが3度目の防衛に失敗、山下が第8代王者となる。6月6日さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ「CyberFight Festival 2021」でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、〈王者〉山下実優vs坂崎ユカ〈挑戦者〉に決定。
<<< 1 2 3