テクノロジーアートの祭典がオンラインで開催「Media Ambition Tokyo 2021」

落合陽一「物化する地平線」

 未来を創造する技術とアイデアが結合する、都市を舞台にしたテクノロジーアートの祭典「Media Ambition Tokyo 2021」が、六本木ヒルズの東京シティビューにて開催。

 9回目を迎える今年は、感染拡大防止に十分な配慮を行いながら、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドな展覧会を実施。国境を越え活躍するアーティストをはじめ、多種多様な分野のイノベータや企業が集まり、最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、トークショーなどを展開する。

 なお、東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)の展示会場にて、作品を鑑賞できるのは「緊急事態宣言」解除後の予定。

 アートと研究開発の両輪から日本の未来を提言する落合陽一をはじめ、リアルとバーチャルを横断する新しい体験を創造し続ける水口哲也、新たな聴覚体験を創出するサウンドアーティストevalaを迎えたシナスタジアラボ、見えないものを可視化し表現する脇田玲など、MATではおなじみの作家に加え、小野澤峻、会田寅次郎、Mayuka Otsukiなどといった、次世代の日本のテックアートシーンを支えるアーティストたちも集結。

 最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケースともいえるMAT。自分たちの日常に実装されたらと想像を膨らませるもよし、最先端のテクノロジーに刺激を受けるもよし。テクノロジーアートの多彩な魅力を堪能できる展覧会だ。

シナスタジアラボ feat. evala (See by Your Ears)「シナスタジアX1 – 2.44 波象(Hazo)」
Mayuka Otsuki「Nether World」
市原えつこ × 渡井大己「仮想通貨奉納祭・サーバー神輿」
「Media Ambition Tokyo 2021」
【会場】オンライン/東京シティビュー ※東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)の展示会場にて作品を鑑賞できるのは「緊急事態宣言」解除後
【会期】5月12日(水)~23日(日)
【時間】10~20時(入館は閉館の30分前まで)
【休】会期中無休
【料金】東京シティビュー入館料で鑑賞可能 平日当日窓口:一般2000円、大高生1300円、子供(4~中学生)700円、シニア(65歳以上)1700円
【交通】地下鉄 六本木駅 直結 六本木ヒルズ森タワー52階
【URL】http://www.mediaambitiontokyo.jp
※新型コロナウイルスの感染状況により変更の場合あり