不可思が「福岡大会の第1試合をやらせてほしい」と公開直訴【K-1福岡】

第1試合で戦うことが濃厚となった不可思(左)と田村陽典

K-1初参戦となる田村陽典と対戦

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(7月17日、福岡・福岡国際センター)の第1弾カード発表会見が5月18日、東京都内で開催された。

 新体制になってからのK-1が福岡で大会を開催するのは昨年11月に続き2回目となる。

 スーパー・ライト級のスーパーファイトでは不可思(クロスポイント吉祥寺)が再起戦に臨む。

 不可思は今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」でのスーパーファイトでスーパー・ライト級王者・山崎秀晃と対戦。1Rから真っ向勝負を仕掛けたものの、山崎の豪腕の前にKO負けを喫した。

 今回はK-1初参戦となる田村陽典(PURGE TOKYO)と対戦する。田村は福岡出身。九州でキャリアを積んだ後、上京しさまざまな団体で戦い、かつてKrushのリングにも上がったことがある。2012年の試合を最後に福岡に戻り、2018年に福岡に自らのジムを開設。今回が9年ぶりの復帰戦となる。

 不可思は「前回は1Rで負けちゃって、結果は悪かったが、短い中でも収穫はあった。それをこれから結果を出して、見せていきたい」と話した。その収穫については「前回、試合に向けてやってきたことや作戦があったが、試合が始まって向かい合った時に思っていたより“行けるな”という感覚があって、そこで作戦を無視して楽しみにいって、殴り合いにいってしまった。熱く倒しに行くのが僕のいいところでもあるが、冷静にやっていればもっといい試合ができたという手応えがあった。そこで行ってしまったのが自分の甘さ。そういうところを反省して今後に生かしていきたい」などと語った。

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