【最新号 vol.742】国際短編映画祭「SSFF & Asia 2021」開催中![芳根京子 市原隼人 佐藤寛太 片桐仁 筒井あやめ&秋田汐梨 with横山拓也 などのインタビュー記事も掲載]

勝地涼、池田エライザら豪華な顔ぶれが審査員に決定

国際短編映画祭「SSFF & Asia 2021」開催中

 

TOKYO HEADLINE vol.742

 アジア最大級のショートフィルムの国際映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA) 2021」がリアルとオンラインで開催中。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により毎年6月に行われていた映画祭を秋に実施。リアルとオンラインを併用しての開催という新たな映画祭の形を作った。今年は例年通りに6月開催が実現。感染症対策を徹底した上でリアルでも上映やセレモニーを行うと同時に、充実のオンライン会場をリアル会場より一足早くオープンさせ、盛況を博している。その年のグランプリ作品が決定する公式部門「オフィシャルコンペティション supported by Sony」をはじめ、注目部門の審査員には豪華な顔ぶれがそろった。オフィシャルコンペティション審査員を務めるのは阿部純子(俳優)、勝地涼(俳優)、濱田英明(写真家)、藤真利子(女優)、クリス・フジワラ(映画評論家)、真利子哲也(映画監督)の6名。世界105の国と地域から応募された3256作品から選抜された87作品を厳正に審査し、インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門それぞれの優秀賞および、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)を決定する。

 今年は世界73の国と地域から733点の応募が寄せられた人気部門、CGアニメーション部門審査員には、落合賢(映画監督、デジタルハリウッド大学大学院准教授)、篠原ともえ(デザイナー・アーティスト)、杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長・工学博士 )の3名が決定。

 ドキュメンタリー作品を対象としたノンフィクション部門の審査員には、原一男(映画監督)、松田美由紀(女優・写真家)、丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)の3名が決定。世界60の国と地域から応募のあった307作品のうち、ノミネートされた14作品の中から優秀賞を決定する。

 そして、今年初展開となる「スマートフォン映画作品部門 supported by Sony」の審査員に、池田エライザ(女優・映画監督)、内田英治(映画監督)、マイク・プラント(サンダンス映画祭ショートフィルム部門シニアプログラマー)が決定。SSFF & ASIAの新設部門として史上最多となる900点以上もの作品が世界中から寄せられた、今年の注目部門。オンライン会場で7カ国11作品を鑑賞することができる。

 オフィシャルコンペティション(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)各部門優秀賞3作品と、ノンフィクション部門の優秀賞の計4作品は、翌年のアカデミー賞短編部門のノミネート候補となるだけに、この豪華な顔ぶれがどんな作品を選ぶのか、目が離せない。各賞の発表および授賞式は、6月21日に行われるアワードセレモニーにて行われる。

 SSFF & ASIA 2021は6月21日まで都内各会場にて開催中。オンライン会場の一部作品は6月30日まで視聴可能。

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