石渡伸太郎が引退発表。印象に残る選手は「やっぱり堀口恭司。勝てなかった」【RIZIN】

会見では感極まる場面もあった

堀口とは2013年と2017年に激闘を展開

 今後については「まだこれから、いろいろ考えていきたいんですけど、いま関わっている選手とかを指導していったりとか、自分が現役中、アメリカの指導環境とか見てきたなかで、自分が歯がゆい思いをしてきたものを、後進にそういう思いをさせないよう、つなげていって、そういう形で日本の格闘技界を盛り上げたい」と語った。

 印象に残っている試合や選手について「やっぱり堀口恭司との戦いですかね。本当に、勝てなかったなっていう。堀口恭司さえいなければ(笑)」と2013年の「VTJ 2nd」と2017年のRIZINでのトーナメントで二度にわたる激闘を繰り広げた堀口恭司の名を挙げた。

 キャリアの最後を戦ったRIZINについては「パンクラスでずっと防衛を重ねている時は、まあ、自分の力に自信があって、でも世の中の人に認知してもらえない歯がゆさがあった。RIZINに出てきて、たくさんの人に見てもらえて、最後にこういう形で会見までやらせてもらった。本当にたくさんの人に見てもらえてよかったです」と語った。