一ノ瀬監督の音楽の作り方はいつもユニーク。 ピアノ&ドラムデュオ誕生のきっかけにもなった! 【映画『リ、ライト』】

【こころに残る映画ができるまで】vol.4  ミュージシャン編

 いやはや、暑いですね(汗)。猛暑とコロナが重なって、マスクの中は汗だらけ! 感染症対策と熱中症予防、ダブルで気をつけないといけないという、ある意味で一生忘れられない夏になりそうですね。さて2016年より、こころに残る映画にこだわって製作活動を続けているunit.TOTLOT。初めてプロデューサー職を任された私、遠藤佳代子が、2022年初春公開予定の長編音楽映画『リ、ライト』について、個性あふれる出演者やスタッフの面々にインタビューを敢行しています!

 今回は、『リ、ライト』の音楽をあらゆる面でサポートしてくださったジャズミュージシャンの中から、ピアノ&ドラムデュオとしても活躍中のお二人、小林創さんと木村おおじさんにご登場いただきました! インタビューは、完成したばかりの小林さんのプライベートスタジオ「LilwoodsCreationStudio」で。木の香りに包まれたステキな場所でした。

左/音楽監督 小林創(ジャズピアニスト)、右/音楽アドバイザー 木村おおじ(ジャズドラマー)

ミュージシャン二人の出会いは、25年前のストリートライブ

 長編映画『リ、ライト』の音楽を支えてくださったのが、ピアニストの小林創さん(以下、はじめさん)とドラマーの木村おおおじさん(以下、おおじさん)。もともとは監督の一ノ瀬が、本作主役の大森博史さんの還暦パーティーで、なぜかドラマーではなくシンガーとして呼ばれていた(笑)おおじさんと出会い、お互いに関西出身ということもあって意気投合したことが、この本作に関わるきっかけでした。

 その後、監督の前作『おわりはじまり』で、あらためておおじさんに音楽製作を依頼。「完全にドラムだけという映画音楽はありましたけど、やっぱりメロディを奏でる楽器がいると思うたんです。はじめさんはピアノだけじゃなくて、シンセサイザーもオルガンも何でもできはるし、世界を広げてもらいたくてお声がけをしました」とおおじさんは振り返ります。

「はじめさんとおおじさんの出会いは?」とあらためて聞いてみると、24年前の1997年という回答が。当時日本のジャズ界では有名だった『ブラックボトムブラスバンド』(通称BBBB)のドラマーとして新宿に来ていたおおじさんが、ストリートライブ中だった『ブリスターブラスバンド』(こちらは通称BBB)に出会って惹かれたトロンボーンの音色。それがはじめさんの演奏だったそうです。ピアニストとしての出会いではなかったんですね。ちょっと意外です。「少し離れた所にあるガードレールに並んで座って、見ていた人たちがいたのは覚えてます。たしか話はしなかったな」と、はじめさん。自由に集えるいい時代だったんですね…。

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