Creepy Nutsと歴代プロダクトが共演!銀座ソニーパーク「エレクトロニクスは、ストリートだ。」を見逃すな

 中央区の「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」閉園がいよいよ今月30日に迫る。同所では現在、ファイナルプログラム「Sony Park展」として、ラッパーの「R-指定」と世界一のDJこと「DJ 松永」によるヒップホップユニット「Creepy Nuts」をコラボレーターに迎え、『⑥エレクトロニクスは、ストリートだ。with Creepy Nuts』を開催中だ。ソニーのプロダクトが一堂に会する貴重なイベントの内覧会をレポートする。

実物のおよそ9倍の大きさで再現したテレビ一体型ラジカセ「FX-300」(1976年)

 6月からスタートした「Sony Park展」もラストスパートに突入し、これまでの集大成ともいえるプログラムが「エレクトロニクスは、ストリートだ。」。音楽を外に持ち出した「ウォークマン」や人間がロボットを世話する「aibo」など、ソニーが手がけた先進的なプロダクトやサービスを「ストリートカルチャー」に見立て、「オールナイトニッポン 0(ZERO)」のパーソナリティーとしても人気の「Creepy Nuts」が架空のラジオ番組「Creepy Nuts“Park Radio”」を通してそのクリエイティブに迫る。

 PARK B2(地下2F)に入ると、会場中央には実物のおよそ9倍の大きさで再現した「ジャッカル」ことテレビ一体型ラジカセ「FX-300」(1976年)。画面には「Park Radio」収録中の「Creepy Nuts」の様子が流れ、その周囲にソニーの歴代プロダクト群や関連アイテムのリアルな展示が展開される。各コーナーでQRコードを読み込むと、全体で80分以上にわたる「Park Radio」の音源がパートごとに視聴できる。たとえば「ラジオ」エリアでは80台のラジオとともに、発売を断念した幻の「TR-52」(1955年)にまつわるエピソードが聞けるという具合だ。

幻の「TR-52」(1955年)にまつわるエピソードが聞ける「ラジオ」エリア
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