KO-D無差別級王座を死守した竹下幸之介が2022年1・3後楽園での青木真也との一騎打ちに意欲【DDT】

一夜明け会見に臨む竹下

 試合後、誰も次期挑戦者に名乗りを挙げなかったことについては「チャンピオンなので、受けて立つぞという気持ちを持ってます。でも、昨日に関しては誰も出てこなかった。僕と岡林選手の試合を見て“これを超えてやるぞ”という気概、これを背負ってやるという意気込みを持った選手は、残念ながらいなかったのかなと、少し寂しく感じてしまいました」と話した。

 ここで、今林久弥GMから、来年の年始大会となる1・3後楽園は本戦9試合で、すべて15分1本勝負で行い、竹下は青木との一騎打ちが決まったことをアナウンス。青木は「ギブアップを取ってやる。堀田祐美子を背負った男は強いよ。ヒザがガクガクだけど」とのコメントを寄せた。

 これを聞いた竹下は「今の僕からギブアップを取れる人間って、そういないと思いますけど。世界の青木真也だから、取れるかもしれないですよね。僕もギブアップを狙おうとかなと思います。青木選手、MMAでもほとんどギブアップしたことないと思うんですよ。ちょっと狙ってみようかな。白黒つけないと、みんな納得しないと思うんで、短期合戦でも狙って。青木さんとの試合となると、たぶん決まれば終わりなので、僕もそのつもりで戦います」と意欲を見せた。

 過去、竹下は青木と3回シングル戦で戦い、最後の対戦から約2年半経っている。当時とは竹下の体型も随分変化しているが「体型も変わってますし、経験値も上がってる。何より一番変わってるのは僕と青木選手との関係性じゃないですかね。青木真也の推し、竹下幸之介なので。僕も青木さんに認められたくてやってる部分もあるので。過去3戦とは違うものになると思うので、ちょっと異質な試合になるんじゃないか。非常に楽しみです」とコメントした。

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