島根県出雲の器、日本酒、干物を楽しむリモート旅!「おうち旅ルミネ meets 出雲」

 ファッションビル「ルミネ」が魅力あふれる日本の地域との出会いをつなぐ「旅ルミネ」プロジェクト。同プロジェクトのリモート旅企画「おうち旅ルミネ」の第4弾「おうち旅ルミネ meets 出雲」が開催された。旅を楽しむための秘密の品が入った「旅じたくボックス」が自宅に届き、当日にボックスの中身を開けながらオンラインで生産者の話を聞き、実際に旅しているような気分で名産品や特産品が楽しめる同イベント。今回は島根県出雲地域のリモート旅を記者が体験した。

「おうち旅ルミネ meets 出雲」よりナビゲーターの三浦大紀さん(左)と「出西窯」の多々納真さん

 事前に届いた「旅じたくボックス」の中には、ナンバリングされてシルバーのパッケージに入った名産品や特産品が7種類も詰まっている。封入されている「旅のしおり」に従って準備を行い、リモート旅をスタートした。

 旅のナビゲーターはシマネプロモーションの三浦大紀さん。島根県について「東西にとても長い県で、今日旅する出雲地域は東部に位置しています。今は雪が吹雪いているのですが、島根にも雪深い地域もあれば、海から山まで非常にさまざまな資源に恵まれた場所です」と紹介し、「出雲大社があるので、暮らしの中に神様が根づいていて、神様を大切にしながら生活を営んでいます」「島根の人はよく“ご縁だからね”と口にするのですが、目に見えないものを大切にしている場所でもあります」と地域の特長を説明する。

 最初のコンテンツは、実用的で美しい器を作る「出西窯(しゅっさいがま)」の多々納真さんと三浦さんによるトークセッション。「旅じたくボックス」の#1と#2を開け、江戸時代から続く「來間屋生姜糖本舗」の生姜糖と、お茶屋さん「桃翠園」のお茶を楽しみながら話を聞く。父親の代からの窯元を引き継ぐ多々納さん。生活の中で使える器を作り続けており、民藝運動で知られる陶芸家のバーナード・リーチがデザインした「モーニングカップ」や、変わり種の猫用食器「キャットボウル」を紹介。キャットボウルのモニターも務めた猫の「クウちゃん」も画面に登場し、そのかわいらしさに癒される。

「旅じたくボックス」#1と#2の「來間屋生姜糖本舗」の生姜糖と「桃翠園」のお茶
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