KO-Dタッグ王座を争うクリス&高梨組と秋山&岡田組が舌戦を展開。挑戦者組「チャンピオンシップを見て感動するような景色をつくりたい」【DDT】

高梨とクリス(左から)

 クリスは「僕はDDTが25年間、既存のプロレスファンを驚かせるようなことをやり続けてることにインスパイアを受けて英国からやってきた。それこそがDDTのスタイル。プロレスを否定していることにはならない。レフェリーが巻き込まれるのは偶然であって。ワダ・キョウヘイレフェリーが我々の試合を裁くようなことがあれば光栄なことで、僕がファンだったら、ワダ・キョウヘイさんのヘッドシザースが見れたらうれしい」と独自の見解を示した。

 ここで、会見を生配信していたYouTubeにさくらから「王者になった後の展望が聞きたい」とコメントが入ると、秋山は「僕は入ったときから、チャンピオンシップを見て感動して。先輩方がやったタイトルマッチを見て感動して、泣いてた人もたくさんいて。この前の遠藤(哲哉)と竹下(幸之介)の試合を見て、泣いてる人がいて。僕はチャンピオンになったら、そういう景色をつくりたいと思います。レフェリーを使ってやる試合ではそれを生まないと思ってるから。それでも、君たちはそういうふうにやると思ってて。お互いに違うスタイルの人間がリングで戦うのも面白い。さくらえみさん、僕がチャンピオンになったら、そういう試合をしたいです」と述べた。

 それに対し、高梨は「相手のスタイルには、こっちにもリスペクトがあって。もしも自分たちが負けたってなったときには、見ていて感動させていくようなスタイルのチャンピオンになっていくんだなと。僕たちは変わらないだろうけど、そのときはお二人の腰に巻かせていただきたいなって思いました」と締めくくった。

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