フェザー級戦線占う2試合で森坂陸と岡嶋形徒が判定勝ちでともに再起を果たす【Krush.136】

最終ラウンド、竹内の左ストレートが森坂の顔面にヒット(撮影・蔦野裕)

 試合は1R、竹内の左ハイに森坂は左右のミドル。半身から前蹴りを放つとそこからバックブロー。意表を突かれた竹内はこれでいきなりダウンを喫する。すぐに立ち上がった竹内はダメージを感じさせず、ワンツー、ヒザ蹴り、左右のミドルを放っていくが、森坂は竹内の出鼻をくじく右ローをこまめに放ち、パンチをまとめていく。

 2R、互いにミドルを蹴り合い、竹内は左ジャブを突いていくが、森坂の変則的な蹴りになかなか手数が出ない。終盤には森坂の蹴りにパンチを合わせていくが、ここも森坂の細かい蹴りが効果的な展開に。

 3R、後がない竹内は右ストレート、左ミドル、左ヒザを放っていくが、森坂はミドル、前蹴り、回転系の蹴りで翻弄。森坂の前蹴りが邪魔な竹内はなかなか畳み掛けられない。竹内はボディーブロー、左右のフック、右ストレートで脅かすも最後まで森坂を捕まえきれず。

 判定は1Rのダウンがモノをいい、森坂が2-0で勝利を収めた。