「もし好きな人が“飯マズ”だったら?」本仮屋ユイカと平岡祐太の恋愛グルメドラマにほっこりする理由!

 アキヤマ香による人気コミックを実写化し、反響を呼んだ人気ドラマ『片恋グルメ日記』待望のシーズン2が5月23日(月)よりTOKYO MXで放送開始となる。主人公コロ役・本仮屋ユイカと、八角さん役・平岡祐太が、10代での初共演時の思い出から、気になる新シーズンの見どころまでを語る!

撮影・蔦野裕

本仮屋ユイカと平岡祐太、初共演『スウィングガールズ』での印象は?

 少女漫画誌の編集部員・所まどか(通称・コロ)は、会社の “モテ四天王”の一人八角直哉(通称・八角さん)に恋をする。恋に奥手のコロは、八角さんが食べた料理を味わうことで妄想の恋に浸っていたが…。コミカルな妄想の恋と、自分も一緒に食べたくなること請け合いのグルメの数々に、どっぷり感情移入する人が続出したシーズン1。コロ役・本仮屋ユイカ、八角さん役・平岡祐太もその反響に大感激。

本仮屋ユイカ(以下:本仮屋)「あんなに食べるんですね、という反応をよく頂きました。以前から、よく食べるタイプだと公言していたんですけど、本作のおかげで“本仮屋ユイカ=大食い”ということがより広く伝わって良かったです(笑)」

平岡祐太(以下:平岡)「僕は“八角さんを演じているときはあんなに素敵なのに…”という声をSNSで頂きました(笑)。あと、ご飯を一緒に食べに行った方から“本当に、ドラマのときと同じ顔をして食べるんだね”と感心されました」
本仮屋「私は普段は、あんなにハイテンションでは食べませんよ(笑)」

 映画『スウィングガールズ』(2004年)での初共演以来、信頼し合う俳優仲間となった2人。

本仮屋「もう20年近くも前ですよ(笑)。当時、平岡さんがローリング・ストーンズのタンクトップにカーキ色のパンツをヘビロテしていたのを覚えてます」

平岡「あったね(笑)。あと貫地谷(しほり)さんと3人でお台場のお化け屋敷に行かなかったっけ?」

本仮屋「行った!なつかしい(笑)。最初は、女子ばかりのスウィングガールズに加わる、ただ一人の男子役が“ジュノンボーイ”だと聞いて、一体どんな人が来るんだろうと思っていたんです。そしたら“どうも~”って感じのフワッとした、力が抜けた優しそうな人が来て。またたくまに女の子たちになじんでいった(笑)。この人が“&ア・ボーイ”で良かったと思いました」

平岡「ありがとうございます(笑)。僕の本仮屋さんの当時の印象は、生徒会長のようにしっかりした子だな、と。真面目でハキハキしていて面倒見がよくて」

本仮屋「あのころが人生で一番しっかりしていたかも(笑)」

 前シリーズで久々の共演を果たした2人。

本仮屋「あのフワフワした穏やかな少年が、こんなに大人の俳優さんになっていたんだと驚かされました」

平岡「僕は、変わらない本仮屋さんがいたという感じでした。目の前のことに一生懸命に向き合う姿が相変わらずだな、と。」

本仮屋「私、ちょっとおせっかいなところあるよね」

平岡「というより、周りをちゃんと見ているんだと思う。例えば僕が道を踏み外したら、本仮屋さんが真正面から叱ってくれると思うんです。それはお芝居にも言えることで、僕が気を抜いた芝居をしようものならすぐに気づくはず。本仮屋さんは、僕にとっては居心地がいいと同時に、刺激をくれる俳優です」

本仮屋「私も平岡さんと今回、1年ぶりに現場でお会いして、俳優としての成熟を感じつつ、みんなを受け入れてくれる大らかさは最初に会ったころから変わらないなと思いました」

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