初の女子大会をKOで締めくくったKANA「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」【K-1】

プレッシャーから解放され、笑顔を見せたKANA

入場した時からあまり記憶がない。自分の試合のことも覚えていない

 K-1初の女子大会となった「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月26日、都内で行われた。

 メインイベントで行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」で見事にKO勝ちを収め大会を締めくくったKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」と今後の目標を掲げた。

「大会のメインイベントをKOという最高の形で締められたことを自分としてもホッとしている」と緊張から解放されたKANA。「今までで一番プレッシャーがあった試合。本当に決めなければいけないところでしっかり極められたというのは自分の成長にもつながった」と語った。

 しかしその緊張度については「入場した時からあまり記憶がない。いつもはリングに上がるとすっと無の状態に入るんですが、会場に入った瞬間のことは全然覚えてない。自分の試合のことも覚えていない。セコンドの声しか聞こえてなかった。すごいゾーンに入ったというか集中していた」というほど強烈なものだったよう。

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