難聴を克服しKrush王者となった郷州征宜が引退セレモニーで「今思えば本当に幸せな現役生活でした」と涙【Krush】

10カウントゴングが鳴らされた(撮影・堀田真央人)

 最後は「本当に試合に出ている選手たちは、試合当日は命がけで頑張っています。下手したら命を落としてしまうかもしれないのに、その覚悟を持って試合に臨んでいるのは本当に尊敬します。これからは一人のファンとして楽しませていただきます。この後、後輩の寧仁太がメインで防衛戦を行います。私ができなかった防衛を寧仁太はしっかりとやってくれると思いますので、皆様、応援をよろしくお願いします。私のセレモニーで冷め切った会場を盛り上げてくれると思いますので、皆様、楽しみにしていてください。寧仁太、頼みましたよ! 以上をもちまして私からの挨拶とさせていただきます。皆様、本日は本当にありがとうございました」と現役の選手たち、そしてこの日のメインでKrushウェルター級王座の防衛戦に臨む、ジムの後輩の寧仁太・アリにエールを贈った。

 最後に10カウントゴングが鳴らされると、郷州は四方に深々と頭を下げてリングを降りた。

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