ベストバウトの金子晃大と玖村将史がともに3回目の対戦を見据える【K-1 AWARDS】

最高試合賞を受賞した金子晃大(左)と玖村将史・中央はプレゼンターのデヴィ夫人(撮影・三田春樹)

 K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」が2月1日、都内で開催された。最高試合賞(ベストバウト)に昨年2月27日の東京体育館大会で行われた「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」決勝の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)戦が選出された。試合は金子がダウンを奪ったうえで判定勝ちを収め、第3代王者に輝いた。

 玖村は「まず、こういった素晴らしい賞を受賞できて光栄に思います。でも負けた試合なんで複雑なんですが、数ある素晴らしい試合の中から一番“魅せられた試合”ということで選んでもらったので、ありがたくいただきたい。2023年も玖村将史vs金子晃大3で年間最高試合を取りたい。2023年は玖村将史がK-1の顔になるので注目していてください」、金子も「このような賞をもらえたのは光栄なんですが、この試合で、僕は本当の意味で勝ったと思っていないので、お互いに勝ち進んでまたいい戦いができればいいなと思っています」と互いに3回目の対戦を見据えた。

 2人は2020年3月の初対戦では玖村が判定勝ち。金子はこれがプロ初黒星。受賞試合では金子が判定勝ちでリベンジを果たし、1勝1敗となっている。

「K-1 AWARDS 2022」
◆最優秀選手賞(MVP):軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆最高試合賞(ベストバウト):金子晃大vs玖村将史(2月27日、K-1東京体育館大会)
◆技能賞:レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)、和島大海(月心会チーム侍)
◆敢闘賞:KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
◆殊勲賞:パヤーフォン・アユタヤファイトジム(アユタヤファイトジム)
◆ベストKO賞:大和哲也(大和ジム)
◆Krush最優秀選手賞(MVP):菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
◆Krush最高試合賞:池田幸司vs野田蒼(7月30日、Krush.139)
◆功労賞:卜部弘嵩、加藤久輝、郷州征宜、佐々木洵樹、中野滉太
◆K-1 NEXT賞:斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
◆新人賞:大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
◆ベストGYM賞(プロ部門):K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
◆ベストトレーナー賞:秋元僚平(K-1ジム五反田チームキングス)
◆ベストガールズ賞:宮野真菜
◆ベストレフェリー賞:豊永 稔
◆ベストGYM賞・アマチュア部門:K-1ジム大宮(代表・姜宗憲)
◆アマチュア最優秀選手賞:上野空大(K-1ジム大宮)、島田知佳(GRES 8Mile GYM)
◆ABEMA賞:大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)