龍聖が「今回初めて“戦った”」と前日の激闘を振り返る。MVPとベストバウトも獲得【KNOCK OUT】

一夜明け会見に出席した龍聖

中国のチュームーシーフーに初のダウンを奪われる

「KNOCK OUT 2023 vol.2」(6月11日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が6月12日、都内で開催された。

 ダブルメインイベント第2試合でプロ初ダウンを喫しながらも逆転の判定勝ちを収めたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(WIVERN)が「今回初めて“戦った”」などと前日の試合を振り返った。

 龍聖は中国最大の格闘技イベント「武林風」からの推薦選手であるチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)と対戦。1Rに右フックを放った際にカウンターの右フックを合わされ、まさかのダウン。2、3Rとポイントを取り返し、本戦はジャッジ3者とも28-28のドローで延長戦に。延長Rも激しいしのぎ合いとなったが、龍聖が3-0の判定勝ちを収めていた。

 龍聖は左目の下を黒くはらすなど、これまでにはないような様相で会見に現れた。試合については「最後まで残ってくれていた皆さんの声がパワーになったと思っている。気持ちで勝った、勝てて良かったなと思う。執念、それだけ。ダウンを取られる前までは覚えているが、ダウン後は覚えていない」などと振り返った。

1 2 3 4>>>