桜庭和志の長男・大世がプロデビュー戦で柔道五輪金メダリストの内柴正人に勝利。周囲の予想を覆し「よっしゃー!」【QUINTET】

V.V Mei(左)がヒザ十字で一本負け(撮影・須山杏)

 またQUINTET初参戦となった総合格闘家のV.V Mei(Checkmat)はスペシャルシングルマッチで日本柔術界のトップ選手である石黒遥希(CARPE DIEM)と対戦し、ヒザ十字固めで敗れ、初陣を飾ることはできなかった。

 シッティングの石黒。Meiがガードの中に入る。石黒の足が上がると離れるMei。仕切り直して再びガードの中に入るMei。下から攻める石黒。石黒がヒザ十字。Meiがしのぐと石黒はバックから胴に組み付きヒザを極めに行く。逃げるMei。石黒は上に乗って首を狙う。Meiは正対し潜りに行くが石黒がマウント。Meiは体勢を入れ替え上になる。離れるMei。シッティングの石黒にスタンドからチャンスをうかがうMei。石黒は下からヒザ十字。Meiがしのぐと今度は石黒が上から押さえに行き、足を取る。しかしMeiは抜くと上を取る。そこからアキレス腱固めを狙うが抜けて、今度は石黒が下から足を取る。背をつけるMeiの上に乗り、Meiの足を取った石黒がヒザ十字。なんとか逃げようとしたMeiだったが残り12秒で石黒が極め切って勝利を収めた。



「ReBOOT~QUINTET.4~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)
◆第1試合 1st Round 1st match
●「Team SAKURABA」(1人残り)「Team 10th Planet」○
●先鋒:世羅智茂(CARPE DIEM)(リアネイキドチョーク)先鋒:PJバーチ(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)○
△次鋒:桜庭和志(フリー)(8分ドロー)先鋒:PJバーチ△
△中堅:ハイサム・リダ(ガーナ/CARPE DIEM)(8分ドロー)次鋒:リッチー・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)△
△副将:中村大介(総合格闘技夕月堂本舗)(8分ドロー)中堅:ジオ・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)
△大将:ハリー・グレッチ(オーストラリア/Kick Punch Submit)(8分ドロー)副将:カイル・ベーム(USA/10th Planet)

◆第2試合 1st Round 2nd match
●「Team POLARIS」(旗判定)「THE B-TEAM BULLS」○
△先鋒:オーウェン・リヴジー(UK/Carlson Gracie Hull)(8分ドロー)先鋒:ニッキー・ロドリゲス(USA/B Team)
△次鋒:ジェッド・ヒュー(the UK/Elite Submission Grappling)(8分ドロー)次鋒:ジェイ・ロドリゲス(USA/B Team)
△中堅:タリク・ホップストック(Norway/Frontline Academy)(8分ドロー)中堅:ジョセフ・チェン(ドイツ/B Team)
△副将:センテリ・リリアス(フィンランド/Lilius Barnatt Martial Arts)(8分ドロー)副将:ニッキー・ライアン(theUSA/B Team)
△大将:グレゴー・グレイシー(ブラジル/Gregor Gracie Jiu Jitsu)(8分ドロー)大将:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)
※大将戦が引き分け。大将戦の指導数、チーム全体の指導数ともに同数のため、大将戦の判定となり、審判と副審の3者とも「THE B-TEAM BULLS」を支持。

◆第3試合 Special Single Match
○石黒遥希(CARPE DIEM)(7分48秒、ヒザ十字)V.V Mei(Checkmat)●

◆第4試合 Special Single Match
●内柴正人(フリー)(ヒザ十字)桜庭大世(サクラバファミリア)○

◆第5試合 FINAL Round
●「Team 10th Planet」(2人残し)「THE B-TEAM BULLS」○
△先鋒:アミール・アラム(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(8分ドロー)先鋒:ジェイ・ロドリゲス(USA/B Team)△
△次鋒:PJバーチ(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(4分ドロー)次鋒:ニッキー・ロドリゲス(USA/B Team)△
●中堅:リッチー・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(トゥホールド)中堅:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)○
●副将:ジオ・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(アームロック)中堅:クレイグ・ジョーンズ○
△大将:カイル・ベーム(USA/10th Planet)(8分ドロー)中堅:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)△
※「THE B-TEAM BULLS」が副将ジョセフ・チェン、大将ニッキー・ライアンの2人残し。
<<< 1 2 3 4 5