坂口征二氏「猪木の前に猪木なく、猪木の後に猪木なし」と亡きアントニオ猪木さんをしのぶ

猪木さんの思い出を語る棚橋

 棚橋は「この1年、改めて猪木さんの存在の大きさを感じながら過ごした。新日本の選手はこの1年間、僕を含めて、猪木さんに見てもらっても恥ないというか“よく頑張っているな”と思ってもらえるようにやってきたつもり。これから新日本プロレスには猪木さんを知らない若い選手がどんどん入って来るんですが、そういった選手にも猪木さんが作られた新日本プロレスで何かしら受け継いでいかないといけないと思う。僕が外した猪木さんのパネルも、映画のタイミングもあったし、猪木さんが亡くなられたこともあり、道場に戻りましたので、これから猪木さんに見られているというプレッシャーを感じながら、みんな気合の入った練習ができると思う。これからも灯を絶やさずにつないでいきたい」としみじみ。

 そして自らは「猪木さんの闘魂というのは受け継いでいく選手もいるだろうし、マイノリティーがゆえの反骨心みたいなものもあるだろうし。猪木さんというのは一つの側面だけでない。プロレスをみんなに認めさせるというような、もっと広めるというか、そういう部分を僕はこれからもやっていきたい」と語った。

 この日は墓前で猪木さんのブロンズ像除幕式が行われたのだが「筋肉の陰影もしっかり浮かび上がっていたし、猪木さんの表情とかも、今風の表現でいうと盛れているというか(笑)、すげえカッコよかったですね。これから池上本門寺の力道山先生の銅像のように、この猪木さんのブロンズ像を見に来る、手を合わせに来るファンが全国から来ると思う。皆さんの目で見てほしいと思いました」と語った。

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