国連とメディアによる「1.5℃の約束」キャンペーン動画、全国67のデジタルサイネージで配信

 9月19日から米ニューヨークで開幕する「第78回国連総会」一般討論に合わせ、18日より全国の計67面のデジタルサイネージにて、国連広報センターとメディアが共同で推進する「1.5℃の約束 ―いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」キャンペーン動画の配信がスタートした。

全国で配信される「1.5℃の約束 ―いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」キャンペーン動画(イメージ)

「1.5℃の約束」とは、世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑える必要性について理解を促し、地球温暖化をはじめ気候変動に歯止めを掛けるための具体的なアクションを提示、個人や組織の意識や行動を変えることを促進する目的で国連とメディアのグローバルな連携の枠組「SDGメディア・コンパクト」が共同で行うキャンペーン。今年のキャンペーン期間は3月20日から12月31日まで。国連総会ハイレベル・ウィークの9月18日から25日までは集中推進期間となる。

 キャンペーン2年目となる今年は、NHKと民放キー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)が6局連動で、キャンペーン共通ロゴを使用したオリジナルの共同制作動画の2023年版を発表。各局のキャスターとキャラクターが一堂に会し、気候危機を食い止めるためにメディアが率先して取り組む決意を表明する「SDGメディア・コンパクト」のステートメントを宣言する。動画の内容は「第78回国連総会」に合わせて国連本部で開催される「SDGメディア・ゾーン」でも取り上げられる。

 キャンペーン動画はLIVE BOARD社が所有する全国(北海道、宮城県、首都圏、愛知県、大阪府、広島県、福岡県等を含む)計67面のデジタルサイネージにて、7時~24時の間でランダムに配信。

 なお、24日にはNHK総合テレビにて6局連動スペシャル番組「1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために」(午前10時5分~11時)を放送する。

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