6月までKNOCK OUTで活躍の松下武蔵が2021年以来の参戦で彪司に判定勝ち【RISE172】

彪司の左ボディー(撮影・須山杏)

 3R、圧をかける彪司に松下は左ジャブ。松下は左インローから右フック。互いの左ボディーが交錯。松下はすぐにワンツーにつなげる。彪司は左ボディー。しかし松下は下がらず前に出る。松下がロープに詰めて左のダブル。彪司も打ち返すが松下の手数が勝る。しかし終盤、彪司が左ボディー、ヒザをボディーに打ち込むと一瞬動きが鈍る松下。続けて左ボディーの彪司だったが、松下は前蹴りで突き放し、しのぐ。

 判定は3者とも28-29で松下が勝利を収め、志朗、鈴木真彦らがトップ戦線を形成するRISEのバンタム級にまた一人、個性的なファイターが加わった。

「RISE172」(10月29日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第12試合) RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○門口佳佑(王者/EX ARES)(判定3-0=49-47、50-47、50-47)魁斗(挑戦者/立志會館)●

◆セミファイナル(第11試合) 第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○数島大陸(及川道場)(判定3-0=49-48、49-48、50-48)松本天志(HAWK GYM)●

◆第10試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton)(1R、ノーコンテスト)ウォーム(ONE LINK)
※ウォームのローブローで梅井が試合続行不可能に

◆第9試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
●北井智大(チームドラゴン)(判定0-3=27-28、27-28、27-28)伊藤澄哉(戦ジム)○

◆第8試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○モトヤスック(治政館)(判定3-0=30-29、30-27、30-27)T-98(フリー)●

◆第7試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R延長1R
○塚本望夢(team Bonds)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)酒井柚樹(TEAM TEPPEN)●

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●彪司(TEAM TEPPEN)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)松下武蔵(GOD SIDE GYM)○

◆第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●SEIDO(LARA TOKYO)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=29-30、29-29、29-29)山元剣心(FAITH)○

◆第4試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
○遠山翔太(MONSTAR GYM)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)羅司(TEAM TEPPEN)●

◆第3試合 スーパーライト級(−65kg) 3分3R
○武 裕太(誠真会館所沢道場)(1R1分8秒、KO)新井雄大(TARGET)●

◆第2試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
○所 風雅(Refre’K)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)山﨑天輔(VALIENTE)●

◆第1試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
○宮本芽依(KRAZY BEE)(判定3-0=29-27、29-27、30-27)数島七海(及川道場)●
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