ケラモフが鈴木千裕の挑発に「怒らない」と言いつつも「激しい戦いを見せる。ノックダウンで勝ちたい」【RIZIN】

「ノックダウンで勝ちたい」とも語ったケラモフ

 アゼルバイジャンで戦うことについては「最後にアゼルバイジャンで戦ったのは10年前。それ以来になるので楽しみだし、懐かしい気持ちでいっぱい。自分が勝った時のファンの目を見たいし、その喜びを見て感じたい。それが楽しみ。海外で戦うのと地元で戦う大きな違いは責任の重さ。もちろんどの試合も勝つためにやっているが、アゼルバイジャンは自分の国なので、今回は責任は強く感じる。ただ勝つと思っている」と母国での試合に静かに闘志を燃やす。

 またこの試合については「自分のキャリアとしては、ベルトを獲っているので、勝ってベルトと評価を守るのが目標。もう一つは相手が世界12位か13位。勝つことで自分の世界的ランクが上がる。ランキングを上げることとベルトを守るという2つの意味で大切な試合」と位置付けた。

 今後の目標としては「鈴木選手に勝てば、クレベル選手を考えていたが、金原選手が勝ったので、次は金原選手と戦うと思っている」とクレベル・コイケを破った金原正徳戦を視野に入れた。

 アゼルバイジャンメディアからUFC参戦の可能性を問われた際には「今考えているのは、鈴木選手とその後に金原選手に勝つこと。UFCからリクエストがあれば検討するかもしれないが今は目の前の試合に勝っていくことが大前提です」と語った。

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)
◆第10試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 武田光司(BRAVE)
 
◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン/AZERBAIJAN FIGHT CLUB)vs アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア/Universal Fighters)

◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(60.0kg)
メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/Olympus Club)vs フェリット・ギョクテペ(トルコ/Guray Fight Academy)

◆第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
トゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン/Olympia fight club)vs キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(51.0kg)
アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club)vs ファリダ・アブドゥエバ(キルギス/Tiger Muay Thai)

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
ホアレス・ディア(カメルーン/Khabib Gym)vs イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)

◆第3試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
イリヤール・アスカノフ(カザフスタン/Underdog / gepard team)vs ヴラディスラヴ・ルドニエフ(ウクライナ/SC Y.Danilyaka)

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
クエンティン・ドミンゴス(ポルトガル/All Fight club Roubaix / bulgarian top team)vs ショータ・ベトレミドゥゼ(ジョージア/Guram Fight CLub)

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)
ハサン・メジエフ(ラトビア/Rix)vs コンスタンティン・メルクロフ(カザフスタン/Fighting alliance)
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