KO-D無差別級王者・上野勇希が「D王」連覇宣言。前年度準優勝の納谷幸男も優勝に向け気炎【DDT】

Bブロックのクリス・・ブルックス、MAO、納谷幸男、KANON、平田一喜、斉藤レイ(左から)

 一方のBブロックでは前年度準優勝者の納谷幸男が「去年準優勝、ホントに悔しい思いをしました。今年の俺は去年の俺より確実に強い。いろんなことを経験した1年でした。その結果を、D王で優勝することで、たくさんのファンの人たちに見てもらいたい。絶対に優勝します」とキッパリ。

「意識する選手」として、「レイ。お前に勝てば、全日本のほかの選手たちも黙ってないから、俺は俺のやり方でDDTを広めたいと思ってる。お前に勝って、俺は俺と全日本のネクスト、つなげてやるから。Aブロックは、去年(決勝で)負けた上野勇希に絶対にリベンジします」と意気上がった。

 納谷に名を出されたレイは「今年のD王、この俺が他団体からエントリーしている唯一の男だ。俺が斉藤ブラザーズとしてのタッグ屋ということだけじゃなく、シングルでも実力を見せつけることができるいい機会。全日本代表とか言うつもりは微塵もないが、全員ぶっ倒して優勝してやるよ。D王のDOOMキングは俺だ」とコメント。

 さらに「(意識する選手は)でけぇクリスと納谷。納谷は一番でけぇから。こいつは俺と(兄の)ジュンにブチ切れてるから。バチバチにやったうえで、ぶっ倒してやる。あとの奴は思ったより全員小さくて、正直ガッカリだな。Bは樋口。俺が力士時代、アイツは一度相撲で対戦してるから。そのときは確か負けてるんだよ。元相撲界の兄弟子とか関係ねぇから、決勝までアイツが勝ち進んできたら張り倒してやる」と言い放った。

 また、3年連続で大会実行委員長を務める“鉄人”小橋建太氏は「今年も素晴らしい選手が集まりました。熱い戦いをしてくれる選手が集まったので、大変楽しみにしています」と熱戦に期待を寄せた。