北杜市 “天空に一番近い列車” で行くワイン&グルメ、アートの旅〈キース・ヘリングと食 編〉

《踊る二人のフィギュア》(1989)やパルテノン多摩のワークショップで制作された作品が並ぶ「希望の展示室」

 副題の「誰がそれをのぞむのか」は、キース・ヘリングが1988年に広島を訪れた際に日記に残した言葉から。核廃棄や反戦デモのためのポスターや原画、ドローイング、教会の祭壇画として制作された《オルターピース:キリストの生涯》、ベルリンの壁のアーカイブ写真、1987年にパルテノン多摩で約500人の子どもたちと制作した作品、ヘリングと広島との知られざるつながりなどを紹介。「闇から希望へ」をテーマに建築家の北川原温が手掛けた空間そのものも美しい。

ワンピースと同じデザインの壁の前で思わずピース