吉成名高が3度目のOFGマッチで1RKO勝ち「純ムエタイがONEでも世界でも通用することを見せたい」【SPACE ONE×BOM】

KO勝ちに会心の笑顔(撮影・上岸卓史)

 試合後の会見では「前回の3月にONE Championshipで試合をやらせてもらって、そこでいい勝ち方ができて、その勝ち方をしたことによりまた広がった道があると思う。最近、ラジャで王座を獲った選手とかが、ONEに出て敗れてしまうということが結構多い。ONEの攻撃的なムエタイが、今までの歴史的なムエタイをぶった切るみたいな試合が多いので、自分はその綺麗なムエタイを使って、新しくできた荒々しいムエタイというものを超えていきたいなと思っています。自分は今のスタイルを大事にしたいなと思っているので、そのスタイルの強さを見せていきたいなと思っています」と語った。

 ONEではまだ名高の階級であるアトム級にベルトはないのだが「早く作ってほしい。できたら真っ先に獲りに行きたい。初代チャンピオンってかっこいいじゃないですか」と王座設立を熱望。

 ONEと契約に至った場合は「ONEのムエタイはオープンフィンガーのグローブになるので 、もし契約するとなった場合、オープンフィンガーに専念することになるのかなと思う」とも語った。

「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)
◆メインイベント(第11試合)SPACE ONEライト級(−71.00kg)タイトルマッチ 3分3R キックボクシングルール
○城戸康裕(TEAM ONE/王者)(判定3-0=29-28、30-27、29-28)王凱峰(=ワン・カイフォン/中国/挑戦者・同級1位)●

◆セミファイナル(第10試合)BOM OFGムエタイ スーパーフライ級(−52.16kg)3分3R
○名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)(1R1分59秒、KO)チョークディー・ペッセーントーン(タイ)●

◆第9試合 SPACE ONE −54.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シェン・イージュオ(中国)(判定0-326-30。26-30、26-30)松田龍聖(大原道場/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)○

◆第8試合 BOM OFGムエタイ −52.00kg契約 3分3R
○竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)(判定3-0=30-29、29-28、29-28)ゲンウボン・ポー.ラックブン(タイ)●

◆第7試合 SPACE ONE −52.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シワラット・ウォー リンティダ(タイ)(1R55秒、KO)黒田斗真(フリー/初代K-1 WORLD GPバンタム級王者)○

◆第6試合 BOMムエタイルール フェザー級(57.17kg)3分3R
○朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)(3R2分17秒、KO)パランペット・チョー.チャンピオン(タイ)●

◆第5試合 OFGムエタイ −72.50kg契約 3分3R
○MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)(2R2分53秒、KO)高木 亮(Team Preceding)●

◆第4試合 SPACE ONE −52.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
△ジャン・ロンロン(中国)(判定0-0=29-29、29-29、29-29)羅向(KICK BOXING GYM ZERO/元NJKF&WMC日本ライト級王者)△

◆第3試合 −58.00kg契約 3分R
○ダウサコン・バンバンジム(BANG BANG GYM)(判定3-0=30-28、29-28、29-28)しょーい(湘南格闘クラブ)●

◆第2試合 SPACE ONE −66.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
○イー・ユーシュエン(中国)(2R46秒、KO)上西勇弥(TEAM Hi-UP)●

◆第1試合 −58.000kg契約 3分3R
●ラット・モリモトジム(モリモトジム)(1R2分42秒、KO)吏亜夢(ZERO)○

◆オープニングファイト第2試合 −64.0kg契約 3分3R
○吉瀧 光(KING LEO)(3R1分42秒、KO)宇宙・フライスカイジム(FLYSKY GYM)●

◆オープニングファイト第1試合 −70.00kg契約 3分3R
●財津大樹(TEAM BEYOND)(判定0-3=28-29、28-30、28-29)佐藤大稀(湘南格闘クラブ)○
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