常盤貴子、初のフォトエッセイ「“私の脳内大丈夫かな” と」家もヤカンも公開し「恥ずかしい」

 俳優の常盤貴子が5月17日、都内で自身初のフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』(主婦と生活社)発売記念会見を開催。会見後に報道陣に向けて囲み取材を行った。昨日発売されたばかりの書籍を手にした常盤は、出版のきっかけを「前回出版した本から結構月日が経ったので “そろそろどうですか?” というお話をいただいて、じゃあぜひということで」と明かす。

『小さな幸せで満たす日々』(主婦と生活社)発売記念会見後、囲み取材を行った常盤貴子

 執筆期間は約1年半。「お話をいただいたのは随分前だったのに、気がついた時には “もう締め切りが過ぎてるんですけど” というご連絡をたくさんいただいて。 “締め切りが過ぎているってどういうことですか?” というところから始まった。そこからは座ったらだめだと思って、立ちながらずっと書く時期が続いた。それでも本にしていただくんだからと思って、ちょっと編集者にご無理を言って “もうちょっとなんでお待ちください” と言って、頑張ってゆっくり落ち着いて書いたは書いた」と、半ば缶詰のような状態で仕上げたことを告白。

 自ら7万字超を執筆したという同書の出来栄えを「読んでみて “私、大丈夫かな” と思うくらい、すごくおかしなことを書いている」と言いながら大爆笑。「“私の脳内大丈夫かな” “疲れてたのかしら?” と思ってしまうくらい(笑)。我ながらちょっと楽しいです」と太鼓判。苦労して書いた甲斐あって発売前に重版が決定したといい「この間も先行で珠洲市のいろは書店さんというところで小さな発売記念イベントをやらせていただいた。被災地の方にお配りしたいくらいだったんですけど、たくさんの方々が購入してくださって本当にありがたかった」と反響を喜んだ。

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