小田尋久が初防衛に失敗。王者となったアビラルが引退を止めた周囲に感謝し「K-1王者に絶対になります」【Krush】

小田は立ち上がれず(©K-1)

 2R、小田は左ミドル、右ロー。アビラルは左ジャブ、右ロー、左フック。アビラルは左右のフック。小田がパンチで前に出るがアビラルは応戦。アビラルはヒザも飛ばす。小田がパンチを振って前に出るとアビラルは右のショートをカウンターで合わせてダウンを奪う。何とか立ち上がろうとする小田だが立ち上がれず、これを見たセコンドがタオルを投入。アビラルのTKO勝ちとなった。

 アビラルは試合後のマイクで「やっとK-1で結果を出せたと思います。本当にいつも応援ありがとうございます。最後に負けたのは大阪のK-1大会で、負けた時に本当に引退しようと思ってましたが、お父さんや館長が引退するのを止めてくれて感謝しています。その時に引退したらKrushチャンピオンになれてなかった。ここからはずっと言ってきたK-1チャンピオンに絶対になります。これから本当に世界一になれるようにもっともっと努力していきます」とK-1王座へに狙いを定めた。

「Krush.175 ~in OSAKA」(5月18日、大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)
◆メインイベント(第10試合)Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
●小田尋久(TEAM3K/王者)(2R1分15秒、TKO)アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/挑戦者)○

◆セミファイナル(第9試合)Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
○近藤魁成(TEAM3K)(判定3-0=30-28、30-29、30-28)大利賢佑(team ALL-WIN)●

◆第8試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
○村田健悟(ALONZA ABLAZE)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)木塚勝樹(M-BLOW)●

◆第7試合 Krushフライ級 3分3R延長1R
○安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)吉川仁清(WIZARDキックボクシングジム)●

◆第6試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
●啓斗(team ALL-WIN)(判定0-3=28-30、28-29、28-30)竹添翔太(インスパイヤードモーション)○

◆第5試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
○海斗(LEGEND GYM)(2R10秒、KO)杉若 怜(WIZARDキックボクシングジム)●

◆第4試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
○黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、30-30)井上大和(NJKF TOKEN GYM)●

◆第3試合 Krush女子フライ級 3分3R延長1R
●麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)美伶(WARRIOR OSAKA)○

◆第2試合 Krushライト級 3分3R延長1R
●新太(TEAM ONE)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定1-0=29-28、28-28、28-28)中野大輝(TAD)○

◆第1試合 Krushミドル級 3分3R延長1R
○夜叉猿(力道場静岡)(2R2分24秒、KO)戦熊(team ALL-WIN)●
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