初防衛戦に臨む武居由樹「このベルトに触らせる気はない。自分のパンチを一方的に当ててKOし切る」

王者・武居由樹(左)と挑戦者のユッタポン・トンデイ

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)の公式会見が5月26日、横浜市内で開催された。

 今大会ではWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)がユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。武居は当初、昨年12月24日にユッタポンと防衛戦を行う予定だったのだが、12月上旬の練習中に右肩を負傷し試合は中止に。今年3月に改めてユッタポンとのタイトル戦が発表された。

 会見の冒頭で武居は5カ月対戦を待たせてしまったユッタポンに感謝の言葉を述べたうえで「この期間にケガも完治したし、ボクシングスキルのほうも上げることができて、本当に良い時間を過ごせたかなと思っている。バンタム級も動き始めていて、自分も悔しい思いをしたんですけど、その辺は今は考えていなくて、ただただ2日後の試合に集中しているという感じですね」と語った。

 試合については「世界戦で初のメインで横浜を任せていただいたので、メインらしく。でもいい試合はするつもりではないです。自分がただ一方的に殴る、そんな試合を見せたいと思うので、ぜひ横浜BUNTAIに来ていただければなと思っています」と改めてKOでの防衛を約束した。

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