住村竜市朗が世界ウェルター級暫定王座獲得でDEEP、パンクラスに続き3団体で王者に。今年中の統一戦をアピール【修斗】

今年中の統一戦をアピール(撮影・蔦野裕)

 判定は46-48、46-48、45-49の0-3で住村が勝利を収めた。住村は2017年7月にDEEP、2023年12月にパンクラスでウェルター級王座を獲得。この日の勝利で暫定とはいえ国内主要3団体のベルトを制覇した。

 試合後のマイクで住村は「すみません。しょうもない試合をして申し訳なかったです。ソーキ選手、気持ちが見えたすごいいい選手で、1Rにパンチが効いて、そこからだめだめで申し訳ないです。こんなしょっぱい試合で申し訳ないんですが、坂本代表、どうか今年中に正規のチャンピオンとやらせてください」とアピールした。

 修斗のウェルター級は2013年のブラジル大会でエルナニ・ペルペトゥオが世界王座を獲得。しかし長らく防衛戦を行うことはなく、2023年11月に田村ヒビキがブラジルに乗り込み挑戦するもわずか90秒で敗れ、ペルペトゥオが初防衛に成功。しかしペルペトゥオはその後、ケガなどもあり防衛戦が難しくなったことから5月に墨吉と住村との間で暫定王者決定戦が組まれた経緯がある。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)
◆第9試合 世界ウェルター級暫定王者決定戦 ウェルター級5分5R
●ソーキ(NASCER DO SOL)(判定0-3=46-48、46-48、45-49)住村竜市朗(TEAM ONE)○

◆第8試合 世界女子ストロー級暫定王者決定戦 女子ストロー級5分5R
○パク・ボヒョン(韓国/WEST GYM)(4R1分38秒、TKO)宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)●

◆第7試合 フライ級5分2R
●安芸柊斗(MMA Zジム)(1R4分16秒、リアネイキッドチョーク)シモン スズキ(和術慧舟會HEARTS)○

◆第6試合 ライト級5分2R
●西尾真輔(シューティング宇留野道場)(2R5分00秒、KO)シヴァエフ(有永道場 Team Resolve)○

◆第5試合 バンタム級5分3R
●青柳洸志(修斗GYM神戸)(2R4分33秒、KO)中野剛貴(KRAZY BEE)○

◆第4試合 インフィニティリーグ2025 ストロー級5分2R
○黒部和沙(TRIBE TOKYO M.M.A)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)●

◆第3試合 インフィニティリーグ2025 ストロー級5分2R
●田口恵大(RISING SUN)(1R2分15秒、反則失格)友利琉偉(パラエストラ小岩)○

◆第2試合 インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級5分2R
△erika(THE BLACKBELT JAPAN)(判定1-0=20-18、19-19、19-19)嶋屋 澪(SISU MMA &BJJ)△

◆第1試合 インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級5分2R
○村上 彩(修斗GYM東京)(2R4分49秒、腕ひしぎ十字固め)片山智絵(修斗GYM大阪)●

◆2025年度新人王決定トーナメント2回戦 バンタム級5分2R
●御前昂史(パラエストラ小岩)(1R3分42秒、KO)福元大貴(リバーサルジム立川ALPHA)○
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